明日から2泊3日で、尾道、倉敷へいってきます。格安の旅行です(笑)。それで、先日志賀直哉「暗夜行路」の尾道を描いた部分を読み返し、今日は小津安二郎監督の「東京物語」を見ました。ぼくが、20歳台のころから、もっとも敬愛してきた小説と映画です。
志賀直哉の「暗夜行路」はまた改めて触れるとしまして、名作「東京物語」、もう何度目か知れませんが、見るたびに深い感動を覚えます。1つ1つのセリフ、俳優の動き……ていねいに構成されたストーリー、すべて一級の芸術作品です。映像から気品のようなものが漂っております。