気になっていたジュリー・テイモア監督の『アクロス・ザ・ユニバース』をDVDで見る。
サントラを聴いてから、ずいぶん時間が経ってしまった。積極的に見なかったのは、ぼくが本質的にミュージカルを苦手だから。
★
ベトナム戦争が激化する1960年代が舞台で、テーマは愛と反戦。そして映画に流れるのは全曲ビートルズ・ナンバー。
またか、という気がしないでもない。60年代を描くとき、定番のテーマだ。
映像はシャープで、結構おもしろい。きっと期待しなければ楽しめる映画なのだ、とおもう。
全編に流れるビートルズ・ナンバーは、訳詞が出ることもあって、改めてその素晴らしさを確認してしまう。やっぱりビートルズはいい!(笑)。
それに、映画で歌い、演奏されるカバーの感覚も悪くない。
ただストーリーが、楽曲をつなぐためのご都合主義なのは、仕方がないのか。
★
●映画の予告編です。