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家城巳代治は、「いえき・みよじ」と読むようです。この監督の映画を見るのははじめてで、読み方もはじめて知りました。
「goo映画」の解説では、
とあります。
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戦争末期、子供たちは、教員に引率されて地方へ疎開にいく。食べ物は十分ではなく、子供たちは常に腹を減らしているが、集団生活を楽しんでもいる。
親たちの面会、子供たちの小競り合い、空腹から起こる食べ物の盗難・・・ひとつひとつのありえたろう事件が、描かれていく。
疎開した町にも空襲は迫ってきたので、子供たちは、さらに山の上に再疎開するが、山には医者がいないので、体に病い(体の弱い)をもっている子供たちは、町のお寺にあずけていく。
しかし、そこが爆撃を受けたとき、彼らの二人の仲間が犠牲になってしまう。
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終戦がやってくる。
男性教員は、負けたのがくやしいと泣く。勝利だけを信じて何事も耐えてきたのに・・・と。
女性教員は、なぜもっと早くやめてくれなかったの、そうしたらあの二人の子も死なずにすんだのに・・・。
教員たちは、子供たちの敗戦によるショックを心配する。
しかし、子供たちは村のお神輿をかついで、ワッショイワッショイ・・・と叫び、もうすぐ家に帰れることに興奮し、終戦のショックなどどこにも見られないようだ。
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集団疎開の様子を、映画の一部としてではなく、全面的に描いてる作品を見るのははじめてなので、新鮮に見ました。
映画では、戦争の爆撃シーンなどは一切なし。ただ疎開のなかで集団生活をする子供たちの様子をクローズ・アップして描いています。