かぶとむし日記

映画、音楽、本の感想を中心に日記を更新しています。

中村登監督『三婆』(1974年)

金融業の社長が急死したために、本妻と妾と小姑が同居生活することになり、身寄りのない“三婆”の欲の皮のつっぱった奇妙な三角関係が展開される。原作は有吉佐和子の同名小説の映画化。


(「goo映画」より)


本妻と妾と小姑が、互いに確執を繰り返す様を、ユーモアをまじえながら描いている。


三益愛子田中絹代木暮実千代(こぐれみちよ)の三女優の共演。


むかしアイドルだった田中絹代、妖艶な美女を演じた木暮実千代が、容赦なく老醜をさらす姿に、びっくり・・・。


むかし彼女たちに憧れた男性たちは、この映画をどのような思いで見たのだろう。