政治のこと、経済のこと、外交のこと・・・全部何もわからないから想像するのだけど、なぜあの<小さな領土>のことで、一触即発状態にまで国と国の関係が悪化して、戦争にもなりかねない状態になってしまうのだろうか。
ひとたび戦いが勃発してしまえば、領土を手にしたとか取られたとか程度の問題ではなくなってしまうのは、あきらかなこと。
「俺の庭だ」
「いや、オレの敷地だ」
と、争っていてもらちがあかない。どっちに正当性があるといっても、国の境界線なんて、もともとあいまいなもの。どうでもいいような気がしてしまう。
もっと、そこから共通の利益を得るような工夫を考えることはできないのだろうか。
大きな視点で、国と国とがこれから共同発展していく、そのためにはどうしたらいいのかを、ふたつの国で、はじめから話し合うことはできないのだろうか。
領土のことはその一つにすぎないので、そこだけに過重な固執をしていると、ほかのことが見えなくなってしまう。
いっそうのこと手土産にして、、、
「必要ならあげますよ」
と、こっちが太っ腹になってはだめだろうか(笑)。
だいじな目的は、ふたつの国が利益をわけあい、親しく協力し、お互いに発展していけばいいのだ。そのための方法を話し合うのが、政治や外交なのではないのだろうか、とおもってしまうのだ。
国防軍をつくる、憲法が日本をダメにした、核の抑止が必要だ・・・とかいう「怖ろしい啖呵」をきいていると、からだの芯が底冷えし、これが「外交」の姿勢といえるのだろうか、と寒くなる。
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そんな<呑気>なことを考えながら、これから期日前投票にいってきます(笑)。