かぶとむし日記

映画、音楽、本の感想を中心に日記を更新しています。

リンゴ・スターを見た日(2月25日)


きょうは、リンゴ・スターのコンサートを見るため完全休業の1日にする。


朝、川越を出て池袋で丸ノ内線に乗り換え、後楽園で下車。「小石川後楽園」へいってみる。丸ノ内線の「後楽園駅」からは、入口が遠いのを歩きながら思い出した。


空は晴れていても風が冷たい。園内は、すいていた。一周歩いてみたが、梅はまだ五分咲き。寒いので、お店で売っている甘酒を飲む。ベンチにすわって読みかけの本を読んでいると厚着をしているのに、からだの奥がシンシン冷えてくる。


一番近い大江戸線の改札までいって、ここからどこが近いか路線図を見てみたら、意外に上野が近いので、「湯島天神」を次の目的地に決める。


大江戸線上野御徒町駅」下車。「湯島天神」へ向かう。男坂の方から、石段をのぼる。湯島天神は、ひとがたくさん出ていた。狭い境内に露店が並んで、合格祈願の甘酒を売っている。梅は、五分咲き程度。


上野公園を歩いて、アメ横へ向かう。海鮮丼のお店へ寄って、かつお丼を食べながら、焼酎のお湯割りでからだをあたためる。もう少し飲みたくなって、結局最初の思惑通り、立ち飲み「たきおか」へ寄って、お湯割り1杯、酎ハイ2杯を飲む。


午後2時に、きょう一緒にリンゴのコンサートへいくKさんと新橋で待ち合わせ。時間少し前に合流できた。開場まで時間があったので、ぶらぶら「浜離宮庭園」へいってみる。


広い庭園は寒いせいか閑散としていた。外国人の観光客がおおい。梅はまだまだ、庭園が広いので、寒々しかった。


浜離宮庭園を出て、新橋へもどり、Kさんと餃子の王将で夕飯。



午後4時に新橋からゆりかもめで青海の「ZEPP TOKYO」へ向かう。会場についたのが早かったので、周辺にひとはそれほどおおくなくて、列を作っているのはグッズ売り場だけだった。


近くの室内ですわれるところを探して、開場時間を待つ。


午後6時より整理券の番号順に入場。整理番号「A-566」は、早い番号でもなかったが、場内はまだすいていて、自由に立ち位置を選べた(スタンディング席なので)。


Kさんは、リンゴのむかしからの大ファンなので、前の方へいってしまった。わたしは、鉄の柵に寄りかかりながらウイスキーのロックを飲んで、開演を待つ。


そして午後7時開演。あのリンゴが・・・登場してきた。


オール・スター・バンドのメンバーは、、、。


おなじみの「マッチボックス」でスタート。リンゴの歌以外で、わたしが知っていたのは、グレッグ・ローリーが歌う「ブラック・マジック・ウーマン」のみと、ちょっと情けない。


なによりもリンゴの姿が近くにあるのがうれしい。双眼鏡を持参していったが、出す必要もなかった。


ニュー・アルバム『リンゴ 2012』から演奏されたのは、「ウイングス」と「アンセム」の2曲。ドラムを叩きながら歌ったのは、「ボーイズ」と「アイ・ウォナ・ビー・ユア・マン」。


ラストナンバーが、「ウイズ・ア・リトル〜平和を我等に」のメドレーで締めくくられた。アンコールはなし。


「ロッキング・オン」に詳しいライブ・レポートが出ていた。それによれば、セットリストは、以下のとおり。

01 Matchbox*
02 It Don't Come Easy*
03 Wings*
04 I Saw The Light
05 Evil Ways
06 Rosanna
07 Kyrie
08 Don't Pass Me By*
09 Bang The Drum All Day
10 Boys*
11 Yellow Submarine*
12 Black Magic Woman
13 Honey Don't*
14 Anthem*
15 You Are Mine
16 Africa
17 Everybody's Everything
18 I Wanna Be Your Man*
19 Love Is The Answer
20 Broken Wings
21 Hold The Line
22 Photograph*
23 Act Naturally*
24 With A Little Help From My Friends*


(*印が、リンゴのリード・ヴォーカル曲)


Kさんは、はじめてのリンゴのコンサート体験に感動していた。Kさんが、リンゴの写真を貼った手製のうちわをステージに向けて振ったら、リンゴが気づいて指さしてくれた、という。それはうれしいよなあ。


ゆりかもめで新橋へ引き返す。


秋葉原でKさんと別れ、ひとり上野の「たきおか」でコンサートの余韻を楽しむ。