かぶとむし日記

映画、音楽、本の感想を中心に日記を更新しています。

見る

小泉堯史監督『蜩ノ記』を見る。

10月4日土曜日の11時半、家人のクルマに川越駅でひろってもらい、そのままウニクス南古谷へ。12時10分からの『蜩ノ記(ひぐらしのき)』を見にいく。 『雨あがる』(2000年)、『阿弥陀堂だより』(2002年)の小泉堯史(こいずみ・たかし)監督作品だ。…

早稲田松竹の2本〜『映画と恋とウディ・アレン』『ブルージャスミン』。

9月29日、月曜日の朝。川越から東武東上線で池袋まで出て、山手線で高田馬場駅、下車。早稲田松竹へ、ウディ・アレン関連の映画2本立て、を見にいく。 少し時間が早かったので、「ドトール」でコーヒーを飲みながら、角田光代著『紙の月』を読む。次々大作を…

クリント・イーストウッド監督『ジャージー・ボーイズ』と、井上堯之氏のソロ・ライブを見る

9月28日日曜日、川越へ帰る。駅へ家人にクルマで迎えにきてもらって、そのままウニクス南古谷へいき、午前9時50分からのクリント・イーストウッド監督『ジャージー・ボーイズ』を見る。★ 1960年代、「シェリー」のヒットで知られるザ・フォー・シーズンズの…

マット・リーブス監督『猿の惑星:新世紀(ライジング)』を見る。

前日ネットで予約して、9月23日(火)「イオン板橋」で、9時25分からの、マット・リーブス監督『猿の惑星:新世紀(ライジング)』を見にいく。 ★ 前作ルパート・ワイアット監督『猿の惑星:創世記(ジェネシス)』(2011年)も、猿の表情のなめらかさにおど…

若松節朗監督『柘榴坂の仇討』を見る。

朝、川越駅へ家人がクルマで迎えにくる。 西川越に住んでいる娘に連絡すると、近くのこども服屋さんにいるというので、そこへいく。 こども服のお店のなかに、娘とその夫と、二人用ベビーカーに乗った双子の女の子(6カ月)がいた。 双子は、二人用ベビーカ…

安藤尋監督『海を感じる時』を見る

9月15日(月曜日)、テアトル新宿、11時10分の回をインターネットで予約してあったので、川越の家を9時ころ出発して、新宿へ出る。時間が早く着いたので、紀伊國屋書店で時間を費やす。まもなく映画が公開される角田光代の『紙の月』が文庫であったので、買…

周防正行監督『舞妓はレディ』を見る

前日にインタネットで座席を予約。9月13日イオン板橋、10時からの回で、周防正行監督の『舞妓はレディ』を見る。 『それでもボクはやってない』(2007年、「冤罪」が テーマ) 『終の信託』(2012年、「尊厳死」がテーマ) と、社会的な重いテーマが続いたの…

奥田瑛二監督『今日子と修一の場合』(2013年)

今日子と修一の場合発売日: 2014/05/07メディア: Amazonビデオこの商品を含むブログ (1件) を見る DVDレンタルで見ました。 ★ 保険外交員で、仕事をとるため客に身体を許してしまい、故郷(宮城・三陸町)にいられなくなる今日子(安藤サクラ)。 母に暴力を…

ギャレス・エドワーズ監督『GODZILLA ゴジラ』を見る。

ちょっと時間ができたので、アパートから歩いて5〜6分のところにある「イオン板橋」で、『GODZILLA ゴジラ』を見てくる。 日本映画の水爆大怪獣映画『ゴジラ』(1954年)が創られて、ことしでちょうど60年目、ということだけれど、この第1作はむかし過ぎて、…

落合賢監督『太秦ライムライト』を見る。

川越からインターネットで予約して、8時40分からの上映を見に、「新宿バルト9」へいってきました。 福本清三は、斬られ役50年。「5万回斬られた男」の異名をもつ脇役専門(もっといえば、セリフのないエキストラに近い大部屋役者といったほうがいいのかもし…

ジョン・タトゥーロ監督『ジゴロ・イン・ニューヨーク』を見るが・・・(7月11日)

前日は、台風が夜半から明け方にかけて関東へ接近するというので、個人タクシーの仕事を休む。 7月11日金曜日。朝いちばん、日比谷のTOHOシネマズシャンテへ、ジョン・タトゥーロ監督の『ジゴロ・イン・ニューヨーク』を見にいく。 俳優としてのウディ・アレ…

ジョエル、イーサン・コーエン監督『インサイド・ルーウィン・デイヴィス〜名もなき男の歌』(公開中)

6月29日(日曜日)、「TOHOシネマズ・シャンテ」へ、11時40分から上映の、コーエン兄弟監督の『インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌』を見にいく。 1960年代はじめのころ、ニューヨークのグリニッジビレッジが舞台。となれば、まっさきにボ…

山下敦弘、今泉力哉監督『午前3時の無法地帯』を見る。

山下敦弘監督のファンなので、レンタルビデオ屋さんの山下監督の棚を見ていたら、この作品をみつけた。劇場映画ではないらしい。 「beeTVで配信が開始された」と説明にあるけれど、じつは「beeTV」がどういうものかもわからない。 ★ とにかく山下敦弘監督が…

中島哲也監督『渇き。』を見る。

監督は『下妻物語』、『告白』の中島哲也。出演は、役所広司、妻夫木聡・・・これは見なくちゃ。おもしろくない、わけがない。 というわけで、前日にネットで、妻と私の二人分を予約。6月28日の初回を、ウニクス南古谷へ見に行く。 ★ この映画『渇き。』、結…

熊切和嘉監督『私の男』(公開中)を見る。

前日にオンラインで予約しておいて、池袋HUMAXシネマズで、午前10時から、熊切和嘉監督『私の男』を見る。 主演は、浅野忠信と二階堂ふみ。男と女の濃密な作品になるのでは、と期待していたけれど、やっぱり見ごたえがあった。浅野忠信のうまさは予想してい…

ダーレン・アロノフスキー監督の『ノア約束の舟』を見る(6月14日)

6月14日(土曜日)の9時45分から、イオン板橋で、ダーレン・アロノフスキー監督、ラッセル・クロウ主演の『ノア約束の舟』を見る。 旧約聖書の世界がどのような映像で視覚化されるか、楽しみにしていったが、まずまずおもしろかった。ただこういうスペクタル…

ポール・W・S・アンダーソン監督『ポンペイ』を見る(6月6日)

イオン板橋で10時5分からポール・W・S・アンダーソン監督『ポンペイ』を見る。こういう歴史劇や神話映画への興味は、10代のころ『ベンハー』や『天地創造』を夢中になって見たその名残りだろう。 こういう作品の場合は、登場人物の造形が類型的だとか、スト…

矢口史靖監督『WOOD JOB!(ウッジョブ)ー神去なあなあ日常ー』を見る(5月25日

神去なあなあ日常とは編集三浦しをんによる小説作品。 高校卒業と同時に三重県の山村・神去町に放り込まれた平野勇気を主人公に、林業の現場に生きる人々の1年間のドラマを描く。 2010年度本屋大賞第4位を獲得。 2013年、矢口史靖監督によって『WOOD JOB!〜…

石井裕也監督『ぼくたちの家族』を見る(6月1日)

川越から車を走らせて(運転は妻)、入間の映画館で石井裕也監督『ぼくたちの家族』を見る。 ★ 長塚京三、原田美枝子、妻夫木聡、池松壮亮という出演陣だけ見てもおもしろくないわけがない、とおもいながらも、不安なのは、<バラバラだった家族が、母の病気…

矢口史靖監督『WOOD JOB!(ウッジョブ)ー神去なあなあ日常ー』を見る(5月25日)

池袋HUMAXシネマズで、9時45から『WOOD JOB!(ウッジョブ) ー神去なあなあ日常ー』を見る。以前予告編を見たときは、見たいという気持ちが起こらなかったが、ラジオに監督自身出演したり、またそれとは違う番組で、この映画を見た感想を聞いたりしているうち…

新池袋文芸坐にて川島雄三監督の映画を2本見る(5月19日)

仕事へ行く妻に送ってもらって、9時過ぎの東武東上線で、池袋の新文芸坐へいく。いま、ここでは川島雄三監督の特集をやっている。 この日は、『銀座二十帖』と『女であること』の2本。 『銀座二十帖』(1955年)は、月丘夢路、三橋達也、北原三枝、浅丘ルリ…

呉美保監督『そこのみにて光輝く』を見る(5月3日)

5月3日、朝シャワーを浴び、テアトル新宿へ『そこのみにて光り輝く』の初回上映を見にいく。昨夜ネットで座席を予約してあったので、紀伊国屋で本を立ち読みしたりして、時間ギリギリに着く。 ★ 『海炭市叙景』の原作者、佐藤泰志の三島由紀夫賞候補となった…

映画、散歩、ライブ(ジョニー・ウィンター)の長い1日(4月19日)

朝シャワーを浴びて新宿へ向かう。新宿ピカデリーで、スティーヴン・フリアーズ監督『あなたを抱きしめる日まで』の初回を見る。 朝個人タクシーの仕事からもどって、少ししか寝ないまま出てきたので、眠い。前半気がついてみると意識がうっすらして、睡魔に…

新文芸坐の2本『陽だまりの彼女』、『麦子さんと』を見る(4月8日)

きのうボブ・ディランのライブへいったので、きょうの朝の仕事は休み。 朝起きてシャワーを浴び、新文芸坐へ、気になっていた吉田恵輔監督『麦子さんと』(2013年)を見にいく。 併映は三木孝浩監督の『陽だまりの彼女』(2013年)。こちらは、監督も作品も…

早稲田松竹とボブ・ディランのライブをハシゴする(4月7日)

朝9時過ぎの東武東上線で、川越から都心へ向かう。高田馬場駅で降りて、映画がはじまる時間まで、コーヒーを飲みながら読みかけの青木理(あおき・おさむ)著『誘蛾灯』を読む。題材は複数の男が不可解な死を遂げた「鳥取連続不審死事件」。 誘蛾灯 鳥取連続…

スティーヴ・マックイーン監督『それでも夜は明ける』(公開中)

3月21日金曜日、東武練馬駅の「イオン板橋」で、11時20分からの『それでも夜は明ける』を見る。 「自由黒人」でありながら、騙され奴隷に売られてしまったひとりの男の過酷な12年間が描かれていく。 奴隷とか人種差別とか、頭ではわかっているようでいて、実…

ビートルズ・トリュビート・ショー『レット・イット・ビー』を見る(3月8日)

3月8日、午後1時からのライブ・ショー『レット・イット・ビー』を見るので、ヒカリエの前にナオヤと午前11時に待ち合わせる。 時間どおりに会えたので、「アチェーゾ」というヒカリエ近くのレストランで、ランチ。ハイボールとワインを飲む。ゆったりとくつ…

三浦大輔監督『愛の渦』(公開中)

ローリング・ストーンズを見た翌日の3月5日、「テアトル新宿」へ。10時50分からの回で、映画『愛の渦』を見る。 人気劇作家・三浦大輔が主宰する演劇ユニット「ポツドール」の代表作として、岸田國士戯曲賞に輝いた伝説の舞台劇を映画化。 都会の一室でおこ…

ローリング・ストーンズのコンサートを見る(3月4日)

3月4日、待ちに待ったローリング・ストーンズのライヴを見る日。 わたしにとっては、60年代・・・10代のころから聴き続けているミュージシャンたち、ポール・マッカートニー、エリック・クラプトンに次ぐ、ドリーム・コンサート第3弾だ。 なんども書くけれど…

エリック・クラプトンのコンサートを見る(2月21日)

待ち合わせ時間午後5時に飯田橋駅(水道橋側)へいく。少し早く着いて駅の近くをぶらぶらしていたら、ウチコシくんに声をかけられた。まもなくモチダくんも来る。 ふたりが法政大学の学生時代以来だから、30年ぶりくらいになるかもしれない。ふたりとも、ち…