ボブ・ディランのライブがはじまった。最近のライブのレポートを読むと、ディランはほとんどセットリストを固定化しているようだけれど、日本でもそれは変わらないようだ。
ディランのライブの魅力のひとつは、日替わりで演奏曲目が変わっていくことでもあったので、ちょっと残念だが、ディランだから彼なりに考えがあるんだ、となっとくしよう。
曲目は、90年代以降の比較的新しいアルバムからのものが多く、とくにいちばん新しい『テンペスト』からは何曲も演奏されているようだ。
過去の懐かしいナンバーがいまのボブ・ディランの新解釈でどのように演奏されるか、というのも楽しみだけれど、新曲中心にセットリストを組むボブ・ディランの姿勢は、バリバリ現役のミュージシャンであることのひとつの証明ではないか。
もうすぐボブ・ディランを見られる、というワクワク感がたまらない。
セットリストは、「ロッキングオン」のこちらのサイトで、ライブ・レポートとともに紹介されている。
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●2013年版「激しい雨が降る」。しゃべるように歌っているディランが、途中からバックのギターのメロディに合わせて歌っていくのがなんとも可愛い(笑)。この曲、日本公演では、現在までのところ演奏されていないようだけど・・・