かぶとむし日記

映画、音楽、本の感想を中心に日記を更新しています。

ポール・W・S・アンダーソン監督『ポンペイ』を見る(6月6日)



イオン板橋で10時5分からポール・W・S・アンダーソン監督『ポンペイ』を見る。こういう歴史劇や神話映画への興味は、10代のころ『ベンハー』や『天地創造』を夢中になって見たその名残りだろう。


こういう作品の場合は、登場人物の造形が類型的だとか、ストーリーの構成が単調だとか、その手の神経を使わないで、特撮映像で、どこまで楽しませてくれるか、がポイントになる。映画でしか味わえない醍醐味に酔うことができればいい。



ローマ人に両親や仲間を殺されたケルト人の剣闘士が、身分を超えたポンペイの王女と恋愛し、火山の爆発で滅亡するポンペイの町で、囚われた彼女を命がけで救い出そうとする。


屈強な男同士の壮絶な戦いや火山の大爆発、襲ってくる津波の特撮映像が凄いが、大津波のシーンには東北の大震災がダブって、これは2010年なら上映できなかったかもしれない・・・そんなことを思いながら見た。


次は、次週公開される『ノア約束の舟』を見たい。