かぶとむし日記

映画、音楽、本の感想を中心に日記を更新しています。

エリック・クラプトン1970年


エリック・クラプトンの最近のアルバムや楽曲を聴いていると、無性に1970年ころのクラプトンが恋しくなる。いまの円熟しきったエリック・クラプトンもいいけれど、ギターはともかく、ヴォーカルがひ弱な、あのころの内気なクラプトンを聴きたくなる。



いとしのレイラ

いとしのレイラ


久しぶりに「レイラ」が収録されていることでも有名な『Derek and the Dominos』のアルバムを聴いてみた。


1曲目の「I Looked Away」、2曲目の「Bell Bottom Blues」と聴いて、おもう。いまの自信に満ちた声と比べて、なんて悲しそうな声だろう。


あのころ、そういう折れてしまいそうなエリック・クラプトンが好きだったんだよな、って思い出す。



デレク・アンド・ドミノス時代の映像がないかな、とおもってYouTubeを検索したら面白いものが見つかった。


1曲目は、デレク・アンド・ドミノスのメンバーで「It's Too Late」を演奏している。


そのまま見ていたら、次にカール・パーキンスジョニー・キャッシュ(彼は前から司会で出ているけれど)が登場し、エリック・クラプトンと3人で「マッチボックス」(カール・パーキンス作品)を歌い出すのだ。


https://www.youtube.com/watch?v=jzTU6GIgjyY
・・・豪華な共演に見いってしまった。


★<追伸>
話しはそれるけれど、それから15年後。


カール・パーキンスの音楽生活30周年を記念した1985年のテレビ番組(DVDあり)でも、パーキンスとクラプトンは「マッチボックス」を共演している。このときの3人めの共演者は、ジョニー・キャッシュではなく、リンゴ・スター
https://www.youtube.com/watch?v=uGRtsPflSOM