エリック・クラプトンの最近のアルバムや楽曲を聴いていると、無性に1970年ころのクラプトンが恋しくなる。いまの円熟しきったエリック・クラプトンもいいけれど、ギターはともかく、ヴォーカルがひ弱な、あのころの内気なクラプトンを聴きたくなる。
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- アーティスト: デレク・アンド・ドミノス
- 出版社/メーカー: ユニバーサル インターナショナル
- 発売日: 2006/06/21
- メディア: CD
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久しぶりに「レイラ」が収録されていることでも有名な『Derek and the Dominos』のアルバムを聴いてみた。
1曲目の「I Looked Away」、2曲目の「Bell Bottom Blues」と聴いて、おもう。いまの自信に満ちた声と比べて、なんて悲しそうな声だろう。
あのころ、そういう折れてしまいそうなエリック・クラプトンが好きだったんだよな、って思い出す。
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デレク・アンド・ドミノス時代の映像がないかな、とおもってYouTubeを検索したら面白いものが見つかった。
1曲目は、デレク・アンド・ドミノスのメンバーで「It's Too Late」を演奏している。
そのまま見ていたら、次にカール・パーキンス、ジョニー・キャッシュ(彼は前から司会で出ているけれど)が登場し、エリック・クラプトンと3人で「マッチボックス」(カール・パーキンス作品)を歌い出すのだ。
https://www.youtube.com/watch?v=jzTU6GIgjyY
・・・豪華な共演に見いってしまった。
★<追伸>
話しはそれるけれど、それから15年後。
カール・パーキンスの音楽生活30周年を記念した1985年のテレビ番組(DVDあり)でも、パーキンスとクラプトンは「マッチボックス」を共演している。このときの3人めの共演者は、ジョニー・キャッシュではなく、リンゴ・スター。
https://www.youtube.com/watch?v=uGRtsPflSOM