かぶとむし日記

映画、音楽、本の感想を中心に日記を更新しています。

ザック・スナイダー監督『バットマンVSスーパーマン』を見る(3月25日)



3月25日、イオン板橋でザック・スナイダー監督の『バットマンVSスーパーマン』を見る。


アメリカン・ヒーローものに特別な関心があるわけではないけれど、小学生のころテレビ・ドラマの「スーパーマン」を毎週たのしみに見ていたことがあって、そのなごりからか、映画化されたスーパーマン・シリーズは全部見ている。逆にバットマンの映画は1本も見ていない。そういう偏ったヒーロー映画のファンだ。


今回の作品は、前回スーパーマンが登場する『マン・オブ・スティール』の続編ということで、スーパーマンロイス・レイン、スーパーマンの父母など、演じる俳優は同じ。ロイス・レインを演じるエイミー・アダムスが美しい。むかしのテレビ・ドラマでは、スーパーマンがいまの映画ほどに若くはなく、ロイス・レインも特ダネを狙うおちゃめな女性で、とびっきりの美人というわけではなかったので、ふたりの間に恋愛関係はなかった。


スーパーマンロイス・レインが恋人関係と描かれたのは、わたしの知る限りでは、クリストファー・リーヴ演じる映画のスーパーマンからだったが、はたして原作のコミックではどう描かれているのか。


バットマンVSスーパーマン』は、前半ウトウトしていたので、バットマンとスーパーマンがなぜ闘わなければならないのか、よくわからないままだった。それでも、後半はなんとなく和解したのか、共通の敵と力をあわせて戦うことになったので、適当になっとくした。気になるのは、最後スーパンマンが死んでしまったけれど、そうするとこれからあとのスーパーマン映画はどうなるのだろう?


個人的な感想としては、テレビ・ドラマのスーパーマンは、30分枠のドラマだったので、悪知恵の働く小悪党との闘いが多かった。だから、スーパーマンにもゆとりがあって、たのもしかった。ユーモアのあるドラマでもあった。


それが映画となると、どうしてもお金をかけるので、スーパーマンにも強敵が配置される。シリーズが重なるごとに強敵はどんどん強豪になっていく。しかし、それにつれて作品としては単調で記憶に残りにくいものになっていったような気がする。見ているときはたのしいが、時間が経つとどんどん印象が薄れていってしまう。


バットマンVSスーパーマン』公式サイト↓
http://wwws.warnerbros.co.jp/batmanvssuperman/index.php