かぶとむし日記

映画、音楽、本の感想を中心に日記を更新しています。

エリック・クラプトンのライブを見る(4月15日)


4月12日のブライアン・ウイルソンに次いで、エリック・クラプトンのライブの日になった。


午後5時、Rさんと飯田橋駅で待ち合わせ。待っているあいだに、F君に電話すると、九段下の居酒屋へ集まって、コンサート前に一杯やるという。こちらもRさんとコンサート前に一杯やろうとおもっていたが、F君たちに合流させてもらうことにする。


集まって乾杯していたら、懐かしいやらなんやらで、ついついしゃべって飲みすぎる。コンサート前にこんなに飲んだら、トイレで困るとおもいながらもついつい・・・。



開演の午後7時前に日本武道館の座席(2F)へ行ったら、会場へ直接くるといっていたYさんが、もう来ていた。


会場の明かりがついていると、ステージがわりと近いように見えるけれど、実際にライトが消えて暗くなると、意外に遠いもの。武道館や東京ドームのような広い会場は肉眼で見るのはむずかしいので、たいてい両脇か後方に大きなスクリーンが用意されていて、そこでミュージシャンの表情やギタリストだとギターを弾く指の動きなどを見ることができる。2階からは、おそらくクラプトンの顔がほとんど見えないだろうから、スクリーンで見るしかないな、とおもっていたら、今回はスクリーンがない。あるのはあるのだけれど、後ろのスクリーンは何かわけのわからない(つまりどうでもいいような)模様が映っていて、クラプトンをはじめとする演奏者の姿は映らない。


先日のブライアン・ウィルソンのライブは、日本武道館よりは狭い東京国際フォーラムAだったけれど、演奏者をアップで見られるスクリーンは両脇に用意されて、それで細かなステージの様子を見ることができた。たしか、前回のエリック・クラプトンのライブでもスクリーンはあったのに、今回はどうして?


結論からいえば、いままで見たクラプトンのコンサートで一番たのしめなかった。それには自分の責任もある。案じていたとおり、ライブ前に飲んだお酒で、すぐに尿意をもよおす。座席を離れ、トイレへ行ったら、自分の席がどのへんだったかよくわからない。戻ったとしても、また尿意をもよおすかもしれない。で、2階の一番後方で、立っているひとたちにまじってライブを見た。


2階の上のほうになると、楽器ごとの演奏を分離して聴くことはできず、「ザックン、ザックン」というようなおおざっぱなサウンドになってしまう。音楽から受ける感動はなく、そのうえクラプトンの姿を見ることができないとあっては・・・何しに来たのかわからないようなコンサートになってしまった。せっかく参加してくれた同行者のRさん、Yさんにも申し訳ない。



最後まで席にもどらなかったので、携帯で連絡をとりあって、Rさん、Yさんと合流。再び、F君たちの仲間6人のいる居酒屋へいく(Rさん、Yさんもいっしょに)。そこでの宴会はコンサートの不満を忘れるくらいにぎやかでゆかいだったけど、初顔合わせのRさん、Yさんはどうだったか?


よく笑って散会したが、明日またF君たちと上野で飲むことになって、結局わたしも彼らが予約してあるホテルに泊まることになり、コンビニでお酒を買い込んで、F君、Y君、M君とホテルで飲みなおす。