かぶとむし日記

映画、音楽、本の感想を中心に日記を更新しています。

エイミー・ワインハウスを描くドキュメンタリー映画『AMY エイミー』を見る(7月16日)。


7月16日の公開初日、「角川シネマ新宿」でエイミー・ワインハウス音楽と人生を描いた『AMY エイミー』を見る。監督は、アシフ・カパディア。


エイミーの誕生は、1983年。2011年、27歳で亡くなっている。エイミーの死因を、「ウキペディア」では、

2011年7月23日、ロンドンのカムデンにある自宅で遺体で発見された。死去直前にドラッグとアルコールを過剰摂取していたという証言はあったが、死後数日の時点で警察から死因の発表はなく、正式な死因は不明のままである。

と、説明している。


死の直接的な原因ではないにしても、映画を見ていると自ら死に急ぐようなドラッグとアルコールの過剰摂取は、見ているのもつらい。エイミーは、ただひたすら自滅の道をひた走ったようにみえる。


最後のステージの姿が痛ましい。契約が残っているのでライブに出るが、もはや歌う気力もなく、ステージをうろうろ歩き、魂を失った抜け殻のように座り込む。うっすら笑っているのが、いっそう哀しみを誘う。



目の前にいるひとりひとりに直接語りかけるような歌い方と、心に残る野太い声は、一度聴くと忘れられない。映画でエイミーを「本物(のシンガー)」という言葉で賞賛しているけれど、ヴォーカルはしたたかで、彼女がまだ20代だった、ということを忘れてしまう。


『エイミー』予告篇
https://www.youtube.com/watch?v=OoDRmGQJjVY



新宿3丁目から池袋へ出て、池袋から湘南スカイラインで熊谷へ向かう。妻は時間をあわせて、川越からクルマで熊谷へ向かう。熊谷では、弟夫妻とひさびさにお昼の宴会。


熊谷駅で到着の連絡すると、弟夫妻を乗せた妻は、駅前の駐車場へ着いていた。