かぶとむし日記

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石井裕也監督『夜空はいつでも最高密度の青色だ』を見る(5月14日)。



5月14日、日曜日。妻と川越を出て、新宿ピカデリー11時10分から、石井裕也監督『夜空はいつでも最高の青色だ』を見る。主演のふたり、池松壮亮(いけまつ・そうすけ)が内省的な演技ができるのはなんどか出演作品を見て知っていたが、もうひとりの主演を演じた石橋静河がまたよかった。スクリーンに映っている姿が美しいだけでなく、なにかそこにいるだけで存在感のようなものがある。この映画が初主演ということなので、これからも注目していきたい女優さんだ。


渋谷・新宿など、都会で暮らす青年たちのウックツした気分を、ほとんど説明をはぶいて描いている。説明過多のドラマに慣れていると、わかりにくいところもある。原作は、最果タヒの詩だという。


朝、鼻がムズムズしていたので、鼻炎用カプセルを飲んだのが祟ったのか、映画を見ているあいだなんども睡魔に襲われる。だから、50%くらいの鑑賞しかできなかったので、できれば、この作品もう一度ジックリ見てみたい。


『夜空はいつでも最高密度の青色だ』予告編
https://www.youtube.com/watch?v=kpk-BnoRhmQ



帰り、歌舞伎町の「磯丸水産」で妻と昼飯。東上線上板橋で母を見舞う妻と別れて、アパートへ帰る。