かぶとむし日記

映画、音楽、本の感想を中心に日記を更新しています。

武正晴監督『リングサイド・ストーリー』を見る(10月16日)。

10月16日、月曜日。川越を出て、新宿武蔵野館へ、武正晴(たけ・まさはる)監督の『リングサイド・ストーリー』を見にいく。


武正晴監督では『百円の恋』がおもしろかったので、今回も見てみたが、『百円の恋』ほどではなくても、たのしめた。格闘技に興味がないので、だれがだれなのか全然わからなかったが、並外れた体格のひとがおおぜいでているので、本職のひとなのだろう、とおもった。



佐藤江梨子瑛太もよかった。けれど『百円の恋』で、安藤サクラがぶよぶよの体格から、トレーニングで見違えるような締まった体をつくっていくのに、こんなことがひとりの女優にできるのだろうか、といたく感心してしまったので、それとくらべると、瑛太の格闘技挑戦への気迫がちょっとものたりない。


しかし、登場人物が全員(格闘家たちも含めて)どこか気がよくて、善意で、おっとりしているのが、好き。たぶん、武正晴監督の次回作も見たくなるような気がしている。



同棲して10年目のふたり。



江ノ島カナコ(佐藤江梨子)は、プロレス会社に、スタッフとして就職する。


リングサイド・ストーリー』予告編
https://www.youtube.com/watch?v=UgyWY-Wf4DM



天気がよくないので、新宿ではお昼を食べず、地元の東武練馬へもどる。週に一度くらいは食べにいくとんかつ屋さんで、ホッピーを飲む。この店には、若手のボクシング選手が出入りしているので、『百円の恋』の話を向けると、マスターも見ていた。少し映画の話をする。