かぶとむし日記

映画、音楽、本の感想を中心に日記を更新しています。

エリーズ・ジラール監督『静かなふたり』を見る(10月14日)

10月14日、土曜日。新宿武蔵野館へ、エリーズ・ジラール監督のフランス映画『静かなふたり』を見にいく。


イザベル・ユペールの娘であるロリータ・シャマ主演によるラブストーリー。田舎からパリへ越してきたばかりの27歳のマヴィ。不器用な彼女は都会でのせわしい生活になじめないでいた。ある日、従業員募集の張り紙を頼りに訪れたカルチェ・ラタンの小さな古書店で謎めいた店主ジョルジュと出会う。


書物を通じて心を通わせた2人は互いの孤独を共有し、祖父と孫ほどの年齢差がありながら次第に惹かれあっていった。しかし、ジョルジュには謎に包まれた過去があった。シャマがマヴィ役、「昼顔」のベテラン俳優ジャン・ソレルがジョルジュ役をそれぞれ演じる。


(「映画.com」)より
http://eiga.com/movie/87611/


27歳の美しい女性と70歳くらいの男性との恋!


こういうことが起これば、われわれ高齢期の男性にも、将来に希望がもてるんだけど(笑)。しかし、映画の70歳男性は、渋くてかっこいいから例外中の例外だろう。ただ、この映画以外にも、例外中の例外として、ポール・マッカートニー(76歳)を見て、キャアキャア、と歓声をあげる若い女性たちをこの目で見ている。だから、まったくないことではない、とおもわなくもないけれど。あまり意味ない感想か。



それはいいとして、この日は映画がはじまるとやたら眠くて4分の1くらいウトウトしてしまった。だから、映画に気持ちがはいりそびれて残念。


上映後、初日の舞台挨拶があって、来日しているエリーズ・ジラール監督が映画のキャスティングの裏話など話してくれた。20歳代の女性と恋愛してもおかしくない老齢の「イケメン」男優を選んだ経緯など。ジラール監督のそばで、すてきなご婦人がニコニコしながら、的確な間で、フランス語の通訳をしてくれた。


静かなふたり』予告編
https://www.youtube.com/watch?v=Ea2cj5MqePw



東武東上線の「霞が関駅」へ妻に迎えにきてもらう。そこからクルマで、的場のショッピング・モールへいく。双子ファミリー(娘・夫・双子の4人)が散髪にきていた。散髪がおわってから、近くの静かな田舎風景のなかにあるそば屋さんで、お昼。わたしは、ハイボールを3杯。食事が終わって、双子家族と別れる。