かぶとむし日記

映画、音楽、本の感想を中心に日記を更新しています。

映画『ユダヤ人を救った動物園』と川島・吉見のイルミネーション(12月17日)。

12月17日、日曜日。


8時40分から、「イオン板橋」で、ニキ・カーロ監督『ユダヤ人を救った動物園 アントニーナが愛した命』を見る。


第2次世界大戦中のポーランドワルシャワで、動物園の園長夫妻が300人ものユダヤ人の命を救った実話を、ジェシカ・チャステイン主演で映画化。


1939年の秋、ドイツのポーランド侵攻により第2次世界大戦が勃発した。ワルシャワでヨーロッパ最大規模を誇る動物園を営んでいたヤンとアントニーナ夫妻は、ユダヤ人強制居住区域に忍び込み彼らを次々と救出。ユダヤ人たちを動物園の檻に忍びこませるという驚くべき策を実行する。夫婦によるこの活動がドイツ兵に見つかった場合、自分たちやわが子の命も狙われるという危険な状況にありながら、夫婦はひるむことなく困難に立ち向かっていく。


(「映画.com」から)
http://eiga.com/movie/86826/


この夫妻が経営する動物園は、侵攻してきたドイツ軍の兵器庫にされる。日中はドイツ兵がうじゃうじゃ園内にいる。敵兵のいない広い動物園に、ユダヤ人を匿ったわけではない。発見されたら、家族ぐるみ生命を絶たれるだろう。まさに命がけの行為。おおすじ、ストーリーはわかっていても、強い感動を受けた。



命がけで、300人のユダヤ人を救ったヤンとアントニーナ夫妻。



アントニーナは、動物が大好き。しかし、ドイツ軍が侵攻してくると、動物は射殺されていく。


主演のアントニーナを演じたジェシカ・チャステインは、知的で、魅力的な女優。権力を怖れず(いや、怖れながらも)、勇敢にユダヤ人を救うすばらしい女性を演じた。



救出したユダヤ人とともに地下に隠れるアントニーナ。



弱者に心を寄せる女性は美しい


ユダヤ人を救った動物園』予告編
https://www.youtube.com/watch?v=iwYKz0Hy1aU



川越駅で妻と合流。日本そば屋さんで、お昼を食べる。麦焼酎のロックとそば湯割りで、喉を潤す。


少し昼寝して、夕方、妻の運転で、川島と吉見のイルミネーションを見にいく。



川島は、平成の森公園。ここはバラの長いトンネルで知られるところ。ライトアップを見るのははじめて。青を基調とした清楚な光で構成されている。なかにそびえるひときわ高い塔だけが、ときおり赤や虹色に変化してきれいだった。






川島から吉見へ移動。「フレサよしみ」のイルミネーションを見にいく。ここははなやかな光のショーが展開していて、目をたのしませてくれる。見にきているひともたくさんいた。






寒いので、売店で売っていたとん汁をすすって暖をとり、それからイルミネーションを見て回る。妻は、双子姉妹(3歳9ヶ月)にみせるため、光でつくられた「アンパンマン」や「トーマス」を、タブレットの写真機能で撮していた。