かぶとむし日記

映画、音楽、本の感想を中心に日記を更新しています。

坂下雄一郎監督『ピンカートンに会いにいく』を見にいく(1月29日)。


1月29日、月曜日。川越を出て、「新宿武蔵野館」へ、坂下雄一郎監督の『ピンカートンに会いにいく』を見にいく。


坂下雄一郎監督作品でこれまで見たのは、『東京ウィンドオーケストラ』(2017年)。役場の職員が、有名なプロ楽団とまちがえて、名前の似ている素人楽団を呼んでしまったことから起こる騒動を軽快に描いたコメディ。くすくす笑える映画だった。こういう笑いの感覚が好きなので、『ピンカートンに会いにいく』も、たのしみにしていた。

「東京ウィンドオーケストラ」「エキストランド」の坂下雄一郎監督が、再起をかけた大勝負に挑むアラフォー女性たちを描いたオリジナル作品。


かつて存在した5人組アイドル「ピンカートン」。20年前にブレイクを目前にして突如解散してしまったこのグループのリーダーだった優子は、今も売れない女優をつづけていた。ある日、優子のもとにレコード会社の松本と名乗る男からピンカートン再結成の誘いの電話が入る。所属事務所もクビになり、崖っぷちに追い込まれた優子はこの再結成に再起をかけ、松本とともに元メンバーたちに会いに行く。しかし、メンバーの3人はすでに芸能界を引退し、一番人気だった葵の行方はわからないという厳しい現実が待っていた。


(「映画.com」から)
http://eiga.com/movie/88050/


『東京ウィンドオーケストラ』の笑い感覚は、受けつがれていた。


40歳になった元アイドルたち、それも当時、人気爆発!、というほどではないし、ましてメンバー間の仲も最悪で、分裂したのだった。いまさら再結成しても成功するともおもえないけれど・・・。



仕掛け人・松本(田村健太郎)とリーダーの優子(内田慈)は、元メンバーを集めていく。



グループで一番人気のあった葵(松本若菜)と優子はむかしから仲が悪かったが・・・。


それが、仕掛け人(レコード会社の青年)の熱心さに押されてだんだんその気になってくる。いったん芸能界を退いた女性たちが奮起して、再結成に至るまでのドタバタがおかしい。


『ピンカートンに会いにいく』予告編↓
https://www.youtube.com/watch?v=ihM7Iuvk9uk



帰り、ひさしぶりに立ち飲み「かぶら屋」へ寄る。おでんとやきとんを食べながらホッピーを飲んで、アパートへ帰る。