かぶとむし日記

映画、音楽、本の感想を中心に日記を更新しています。

「ジョージ・ハリスン展」、「宗方志功と柳宗悦」を見る(3月12日)。


3月10日(土)、11時に、E(従妹)とN(息子)と新宿紀伊国屋書店で待ち合わせる。新宿中村屋で、カリーライスとビールでお昼。食べてから、3階の美術館で、「新恵美佐子展」を見る。



3人で、渋谷へ移動。「ジョージ・ハリスン展」を見る。わたしは、初日にもきているので、見たいところだけを見る。ビートルズの4人はもちろんみんな好きだが、ジョージのソロ時代の名曲の数々は、もっともっと注目されていいのでは、という想いもあり、とりわけこのひとへ寄せる思いが強い。



展示品が少ないので、わたしはものたりなかったが、Nは、けっこうおもしろかったよ、とよろこんでいた。


とくに「All These Years Ago」の手書き原稿が、ジョンの死後歌詞を書き換えられているのが興味ふかい、というようなことをいっていた。一度はリンゴに渡した曲を、ジョンの死後書き換えて、自分で歌い発表した、というエピソードの実証になるものを見ることができた。



渋谷から駒場東大前駅へ移動し、柳宗悦日本民藝館で、「宗方志功と柳宗悦」を見る。



わたしは、長らく白樺派同人としての柳宗悦として理解していたけれど、近年になって、美術面で大きな影響を与えたひととして、知る機会がおおくなった。ここでも、宗方志功との強い結びつきを知った。


宗方志功の作品をゆっくり見て、向かいの「旧柳宗悦邸」を見る。ここは、特定の曜日しか見られないので、はじめて。柳宗悦の書斎にある本棚に並んでいる書籍など、興味ふかく見る。


東北沢駅まで歩き、駅のコーヒーショップでひと休み。



新宿駅西口で、Yさん、Mさんと合流。5人で居酒屋へいく。あとから、Tさんもくる。あとからの合流組は、以前勤めていた会社の同僚。帰りは、かなり酔っていた。