かぶとむし日記

映画、音楽、本の感想を中心に日記を更新しています。

フランソワ・オゾン監督の『2重螺旋の恋人』を見る。

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8月18日、土曜日の続き。

 

ルノアール」からすぐの「ヒューマントラスト渋谷」へ移動し、フランソワ・オゾン監督の『2重螺旋の恋人』を見る。

 


『2重螺旋の恋人』予告

 

 

性格が正反対な双子の精神分析医と禁断の関係にのめり込んでいく女性の姿を、官能的に描き出した心理サスペンス。


クロエは原因不明の腹痛に悩まされ、精神分析医ポールのカウンセリングを受けることに。痛みから解放された彼女はポールと恋に落ち、一緒に暮らし始める。ある日、クロエは街でポールに瓜二つの男性ルイと出会う。ルイはポールと双子で、職業も同じ精神分析医だという。ポールからルイの存在を聞かされていなかったクロエは、真実を突き止めようとルイの診察室に通い始めるが、優しいポールと違って傲慢で挑発的なルイに次第に惹かれていく。


(「映画.com」より)

https://eiga.com/movie/89101/


双子のひとりは優しく、ひとりは傲慢で欲望のままに女性を手荒く扱う。しかし、その傲慢さ、手荒さに女性が惹かれていく・・・そんな映画はいつかどこかで見たような気がする。ここまでは、「ジギルとハイド」を、双子に二分割したようでもある。

 

しかし、この映画はそのあとがあって、双子兄弟・双子姉妹の神秘に迫っていく。そこからがこの映画の核心かもしれないが、このへんから、わたしには、わからなくなってきた。

 

こちらのボンヤリに原因があるような気がする(たぶん)。かといって、もう一度見たいとはおもわない。

 

どなたかこの映画の核心部分をおしえてくださるとありがたいのだけれど。

 

 

山手線を半周して、上野へ出てみる。

 

上野はいつも昼間から宴会のまっただなか。ここなら臆することなく、昼酒を飲める。混沌とした戦後の闇市を想像させるようなアメ横近くにある立飲み「たきおか」へはいり、ひとり酒盛りをはじめる。