9月24日、月曜日。妻の運転で、「ウニクス南古谷」へ、生野慈朗(しょうの・じろう)監督の『食べる女』を見にいく。
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女同士の友情っていいな、辛いことがあっても、おいしいものを大好きな人たちと食べれば元気になれる! そんなシンプルで、ストレートな女たちへの応援メッセージにあふれた本作は、毎日を一生懸命生きている現代の女たちにとって、きっと明日への活力となるに違いない。欲ばってもいい、食べたいものを自分で選ぶように、自分にとって気持ちが良いと感じることに素直でいればいい。そして、昨日より少しだけ新しい自分と出会うために、悩み、奮闘しながら、”おいしい女”になって、とことん自分を味わいつくそう!
(公式サイトより)
http://www.taberuonna.jp
女性たちが集まってワイワイガヤガヤ、おいしいものを食べてはしゃべり笑いあう。彼女たちは、「おいしい食べ物といとしいセックスがあれば幸せ!」という。
でも、「セックスは相手がなきゃできないけど、おいしいものはひとりでも食べられる」(これが本音!!)
小泉今日子、鈴木京香、沢尻えりか、前田敦子、広瀬アリス、山田優、壇蜜、シャーロット・ケイト・フォックスの女優陣が共演。見ているだけで、たのしくなってくる映画。
ひとりひとりの女優の魅力にくわえて、その大元締めのような小泉今日子の「自然のまんま」をおもわせるような演技は、作品ごとに磨かれてくるような・・・。いつごろからかだろうか、「しばらく恋はしてないけど、毎日おいしいものを食べてるから、まあいいか」というような役柄をたくみにこなすようになったのは(笑)。
パソコンに向かってエッセイを書きながら、孫の手で背中をかく姿がサマになっている。
みんなひとりでは、問題をかかえていたりする。でも、トン子さん(小泉今日子)の家へ集まって饗宴がはじまれば、おしゃべりと笑いがとまらない。
女優ひとりひとりがていねいに描かれているので、映画が役者負けしている、なんてこともない。
映画館を出たら、卵かけ御飯を食べたくなった。
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上尾の丸山公園を散歩し、日帰り温泉「利久」へ寄って帰る。