日記の日付が遡ります(笑)。
3月11日、水曜日。
近くの映画館「イオンシネマ板橋」へ、杉山泰一監督、のん主演の『星屑の町』を見にいく。
映画は見たいけれど、混んでいる電車にのって人が集まる渋谷、新宿までいくのはひかえてる。徒歩かクルマでいけるところでまにあわせてしまう。新型コロナウィルスで生活が縮小されている。
エレベーターで映画館のある5階へ。
時間まで、椅子にすわって、毎日新聞の取材班が「桜を見る会」の闇に迫ったノンフィクション『汚れた桜 ーー「桜を見る会」疑惑に迫った49日』を、電子書籍で読む。

- 作者:毎日新聞「桜を見る会」取材班
- 発売日: 2020/02/01
- メディア: 単行本
11時20分から上映なので、10分前に入場。
映画『星屑の町』が上映される部屋にはいると、座席がひとつひとつあけてあって、観客の席が連続にならないように工夫されていた。
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売れてないコーラスグループ山田修とハローナイツが地方巡業で、東北の町へやってくる。かれらのステージは冴えなかったが、歌手に憧れる「愛」(のん)には、「ハローナイツ」は、憧れのプロのグループだった。
愛は、熱心にグループへ入りたい、と希望するが、「ハローナイツ」のメンバーはなかなか容認しない。
しかし、
ハローナイツのリードヴォーカルが独立してソロになる、という話があることがわかり、渋々ながら愛を代わりのリード・ヴォーカルとして入れることになる・・・。
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予告篇を見て、のんの歌う「恋の季節」が、歌もフリも可愛かったので見にいく。
テレビドラマ「あまちゃん」を見ていないので、のんというと、アニメの『この世界の片隅に』の声と、映画『グッモーエビアン!』の脇役しか知らない。でも、わたしのもっている印象はとてもいい。おっとりしていて、可愛い。
田舎の娘が、一躍スターになる。よくあるストーリーだけど、この映画はそれでいいような気がする。メルヘンなのだから。
懐かしい「恋の季節」を歌うのんは、とても華やかで可憐。
脇をかためる個性派の俳優たちもよかったし、あったかい気持ちになって帰れる映画だった。
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帰りは、日高屋でお昼。ホッピーを飲みながら、『汚れた桜』を読む。