ビートルズの声の相性のよさで、主に語られるのはジョンとポールのコーラス。
それもわたしにはたまらない魅力なんだけど、ビートルズ・サウンドを陰で支えているのはポール&ジョージのバック・コーラスではないか、とおもっていた。
とくに初期・・・アルバムでいうと『ラバー・ソウル』くらいまでかな?
表面的には、リード・ボーカルのジョンが目立つわけだけど、そこにポールとジョージが1つのマイクを挟んでバックをつける、そのコーラスが渾然と溶けあってビートルズ・サウンドをつくりあげている。そうおもっていた。
(ポールが左利き、ジョージが右利きだから、ステージでは、二人のギターの形が、孔雀が羽をひろげたようになる。視覚的に美しいが、意図したものかどうかわからない。)
それをZappyさんが指摘してくれた。すてきな着眼だとおもう。Zappyさんは、ポール&ジョージのコーラスが好きな曲=Best 5をあげている。
いつも素晴らしい気づきを与えてくれるZappyチャンネル↓
https://www.youtube.com/watch?v=BJgLElmAFwc
- Girl
- You Can't Do That
- You're Going To Lose That Girl
- Baby it's You
- Octopus Garden
[特別枠]
Here Comes The Sun
Something
While My Guitar Gently Weeps
わたしも、Zappyさんのあげた以外の曲で、映像のあるものをあげてみたい。主にジョンがリード・ボーカルを歌い、ポールとジョージがあとに続く曲・・・。
「ツイスト・アンド・シャウト」
「プリーズ・ミスター・ポストマン」
「HELP!」
「ボーイズ」(リード・ボーカルはリンゴ)
など・・・。
あとはみなさんが探してくださいな(笑)。
★
「ツイスト・アンド・シャウト」。
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「プリーズ・ミスター・ポストマン」。この曲はほとんどライブでやっていない。この映像も口パクです。
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「HELP!」。コーラスがリード・ボーカルより先になったり後になったりする。早いテンポの曲なのにポールとジョージのコーラスは美しい。
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ドラムを叩きながら歌うリンゴにしびれました。
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★
ビートルズが解散して失われたものは、ジョンとポールの不滅のデュエットだけではない。ポールとジョージのさりげなくひとつに溶けあう絶妙なコーラスも封じられてしまった。