れいわ新選組の山本太郎代表は、国会には多くの理解しがたい「ふしぎなルール」があって、それが「なあなあ」の空気で放置されている、と以前からいっていた。
「わたしたちは、そんな空気を読まない議員をたくさん国会へ送りたい」(山本太郎代表)
その一例を、内閣委員会の大石あきこ議員の質疑にみることができた。
小さな政党「れいわ新選組」には質疑の時間がもうけられていない。しかし、法案に賛成するなら特別に許可してもよい、というルール。
つまりはじめから「反対は不可ですよ」と決められている・・・それっておかしくないですか、と大石議員はいっている。
審議されているのは、未成年の「AV出演」。
18歳になると選挙権が得られるように法律が変わった。
しかしお酒やタバコは、以前のまま20歳以上となっている。しかし少女の「AV出演」には言及されていない。
このままでは法律的には、以前のように20歳ではなく、18歳になれば、自分の判断で「AV出演」が可能になってしまうが、それでいいのか?
さらに、日本共産党から「性交禁止」(AV出演の際)を盛り込む修正案が出ていたが、それがなんの説明もなく消されてしまっているのは、なぜなのか?
大石あきこ議員は、内閣委員会のメンバーに向かって異議をとなえているだけでなく、国会審議を視聴しているわたしたちに向かって、国会の「不条理なルール」の一例を報告している。
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「ヤジ」を字幕化した「山本太郎を伝える動画」さんの切り抜きを拡散させていただきます。17分54秒。
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