9月11日(日)。
妻とともに、「川越スカラ座」で吉野竜平監督、佐久間由依主演の『君は永遠にそいつらより若い』を見る。津村記久子の原作をずっとこのところ読んでいたので(主人公の女性のキャラクターがおもしろい)、映画がどのようにそれを描くのかたのしみにしていたが、主人公のホリガイ(小説は登場人物の名前がカタカナ表記で出てくる)を演じた佐久間由依がよかった。
前半は話がおっとりして笑える場面が多かったが、後半は若者の自殺、子供の虐待や中学生女子のレイプ事件がとりあげられていて、ちょっと重い。
個人的には「おっとり感」のある前半の方が好きだけれど、それだと平板すぎるかもしれない。観客全体の判断はどうだろうか?
なお、原作もそういう前半と後半とに色合いのちがいがある。
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気になっていた沖縄のトリプル選挙だったが、テレビで『鎌倉殿の13人』を見はじめたら、すぐに「沖縄県知事選挙、玉城デニー氏当確」のテロップが出た。
れいわ新選組の大島九州男さんやフリー・ジャーナリスの及川さんがYouTubeでライブ配信してくれたので、玉城デニーさんの応援団・ボランティアや支持者のみなさんがよろこぶ様子を見ることができた。
10時から「伊藤野枝」を描いたドラマ『風よあらしよ』(原作は、村山由佳)を見る。きょうは全3回のうちの2回目。
第2回目のきょうは、伊藤野枝(吉高由里子)の心が、夫の辻潤(稲垣吾郎)から無政府主義者・大杉栄(瑛太)に移っていく、あたり。
そして大杉栄の愛人・神近市子(美波)との衝突も描かれる。自由恋愛を標榜する大杉栄は女にモテたようだ。
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カメラは「プリティ宮城ちえ」さんの事務所に移っている。まもなくプリティさんの当確が伝えられた。
「なんと2番目だ!」。
後援者、ボランティア、初めから付きっきりで選挙戦をバックアップした「れいわ」の大島九州男さん、応援に駆けつけた大石あきこさんも、みんなといっしょに沖縄の踊りに参加して、よろこびを分かちあう。
このTwitterに写真が付いていた。
1枚目の写真は、ハグしながらよろこびあうプリティさんと大石さん。
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ひとりでおいしいお酒(缶チューハイ)を飲んだが、宜野湾市の市長選に立候補した仲西春雅氏(立憲野党推薦)が現職の松川正則氏(自民・公明推薦)に敗れたのは残念だった。