三溪園。
11月21日(月)。雨後晴れ。
天気予報が昼から晴れる、というので朝はホテルでゆっくり過ごす。9時半頃外へ出たら、空は曇っていたが、雨はやんでいた。
横浜駅「みなみ口」のコインロッカーへボストンバッグをいれ、三溪園へいくバス乗り場を探す。バスの案内所で教えてもらった。
大船や鎌倉のバスは、距離制で、長くのると料金があがるが、横浜の市営バスは、220円均一。三溪園までは30〜40分のるので、お得感あり。
横浜市街のいちょうは、黄葉していた。
「三溪園入口」でバスを降り、歩く。中へはいる前に茶店があった。朝からまだ何も食べていない。コーヒーも飲みたい。
入園する前に、お店へ寄った。
わたしがテーブルにすわると、その下にいた(らしい)虎模様の猫が、小走りに出ていった。
コーヒーとラーメンを注文。ブラック・コーヒーがうまい。ラーメンもわたしの好きな昔風の味。
ゴールデン・レトリバーの写真が、小さな額縁に入っていた。店主にたずねると、亡くなった犬だという。
いまは、柴犬と猫4匹を2階で飼っているが、さっき出ていったのは野良猫らしい。
食べ物は時々やっているが、2階の猫たちと仲が悪いので、ちゃんとは飼っていない、と事情を教えてくれた。
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入園するころは、晴れてきた。
雨上がりで、気持ちがいい。全体に紅葉はまだだが、部分的に黄色だったり、赤く色づいているところがあった。
はじめてなので、全体の広さがわからないが、時間は十分あるので、ゆっくり歩く。
「三溪記念館」というきれいな建物があったので、はいってみると、三溪園の創設者・原三溪の集めた書画や自身で描いた絵などが陳列されていた。
園の中央くらいにいくとお店があったので、おでんをつまみにビール(中瓶)を2本飲んで、喉を潤す。
酔い覚ましに、陽のあたるベンチにすわる。半分眠い。景色をぼんやり眺めるのも気持ちがいい。
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三溪園を出ると、入園前に寄った茶店が、早々店じまいをしていた。
バスで、横浜駅へもどる。