3月某日。シネセゾン渋谷のモーニング・ショーでドキュメンタリー映画「フェスティバル・エクスプレス」を見る。
カナダで行われた伝説のフェスティバル、と映画案内に書かれているけど、ぼくはこの映画が公表されるまで、存在を知らなかった。
ジャニス・ジョップリン、ザ・バンド、グレイトフル・デッドの若々しいライヴ演奏が映画の魅力の中心。
ツアー中の列車の中で、ザ・バンドのリック・ダンゴやグレイトフル・デッドのジェリー・ガルシア、ジャニスが、ドラッグか酒でハイになって行われるセッションが熱い。そして当たり前だけど、みんな凄く若い(笑)。
映画の最大のハイライトは、ジャニスが絶唱する「クライ・ベイビー」。全身全霊でシャウトする姿は圧倒的で、神々しくもあって、見ていて体が震えてきた【END】