ゆったりした映画で、漫画家が病にかかるところで、話に波が立つけれども、悲惨な終わり方にはならない。
小泉今日子も、若い女性スタッフたちも、よかった。この映画の加瀬亮は、あまり印象に残らない。
もちろん、グーグーの愛くるしさは、猫好きにはたまらないだろうな。ぼくは、小さなころ犬も猫も飼ったことがあって、どちらかというと犬が好きだが、猫の可愛らしさも、少し知っている。
夜何か重いなあ、とおもうと、飼い猫が胸の上に乗って寝ていたり、時には顔の上で寝てたりする(笑)。目があうと、「みゃあ」とひと鳴きして、悠然と去っていくのもいい。
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ペットのいる生活っていいなあ、とおもう。でも、ペットはひとりで生きられない。飼ったら、ちゃんとお世話をしなければならない。可愛いだけでは、結果不幸にしてしまう・・・
なんてことを考えると、ジュリアをずっと愛し続け、日常のお世話を欠かさないringoさんは、やっぱりエライなあ、と、映画を見ながらそんなことをおもってしまう(笑)。