かぶとむし日記

映画、音楽、本の感想を中心に日記を更新しています。

ブリティッシュ・ロック創世記の神々・・・(2)


以前、ringoさんが映画「ポップ・ギア」のパンフレットを紹介していましたけど、あの映画には、当時イギリスで活躍している<リバプール・サウンド>が大挙出演していましたね。


ぼくのなかで、あくまでビートルズは別格でしたが、エレキとドラムでバンドが演奏し、歌う・・・そういうスタイルそのものが新鮮で、憧れでした。いつか、ああいうバンドをつくりたいな、ともおもいました。




■映像&音楽「個性の際立つバンドたち」


キンクス「オール・デイ・アンド・オール・オブ・ザ・ナイト」ラジオで聴いた、ギターの響きと、投げやりなヴォーカルに惹かれ、キンクスのファンになりました。最初に買ったのは「ユー・リアリー・ゴット・ミー」。そして、もう1枚柳の下にどじょうみたいな曲だけど、こちらも出るとすぐにシングルを買いました。


ゾンビーズ「シーズ・ノット・ゼア」:ギターではなく、ピアノを中心にしたこの美しいサウンドにも惹かれました。彼らは、ポールが発見したグループ、と当時のライナー・ノーツには書いてありましたが、今はそういう話をするひともいないので、ただの宣伝用文句だったのかもしれません。しかし、美しいメロディラインは、ポールが眼をとめた、といわれても違和感はありませんでした。


スペンサー・デイビス・グループ「ギム・サム・ラヴィン]」:今はこのバンド名よりも、このバンドで10代の天才ヴォーカリストとしてデビューしたスティーヴィー・ウィンウッドの方が知られるようになりました。


アニマルズ「朝日のあたる家」:問答無用のアニマルズ!(笑) 個性的なヴォーカルのエリック・バードンが有名ですが、最初はアラン・プライス・コンボとしてスタートしたようです。この曲では、エリック・バードンのずば抜けたヴォーカルと、アン・プライスの素晴らしいオルガン演奏を堪能できました。