かぶとむし日記

映画、音楽、本の感想を中心に日記を更新しています。

我孫子、志賀直哉、白樺文学館(2月6日、土曜日)


約2年ぶりに我孫子訪問。


午後1時に着いたので駅前の「味平ラーメン」を食べる。ぶらぶら駅前から下り坂の道を手賀沼へ向かって歩いていると、前から気になっていた「白樺カレー」を売っている店があったので、買う。


手賀沼周辺を散歩したが、風が強くて冷たい。


午後2時より、生涯学習センターで小谷野敦氏の「志賀直哉と里見弴」という講演を聴く。講堂いっぱいにたくさんひとが集まっていた。講演内容は、里見弴の年譜を見ながらの説明で、テーマらしいものはなく、新しい発見もなかった。


終わってから5、6分歩いて白樺文学館を訪ねる。志賀、武者小路、柳宗悦漱石小林多喜二などの直筆原稿や書簡を見ながら、ゆっくり時間を過ごした。


1階の図書室で、志賀関係の本をあれこれ手にとってみる。


慶応義塾大学の学生・坂上温子さん(記憶で書いているので、名前を間違えていたらすみません)の、きちんと製本された、2007年卒業論文があって、内容が興味を惹いた。


軽視されている志賀直哉の晩年の作品について、という主旨で、坂上さんがおっしゃるように、志賀の晩年の小品類は、論じられていることが少ないだけに、論文をきちんと読んでみたいが、分量がそこそこあるので、すぐ読めるだけの時間はない。


次回は少し時間を長く予定して、全文を読んでみたい、とおもう。こういう切り口の鋭さがあると、読むほうは楽しくなってくる。


帰りは日が陰って風強く、駅まで15分ほどの距離が寒かった。柏で熱燗を飲もうかどうしようか考え、ぼんやりしていたら、電車が通り過ぎてしまったので、結局赤羽の「いこい」へ寄って、飲む。