かぶとむし日記

映画、音楽、本の感想を中心に日記を更新しています。

クリストファー・ノーラン監督『インセプション』(上映中)


妻の運転で、南古谷の映画館へ、午前9時15分からの『インセプション』を見にいく。


予感はあったが、裏切ってほしい、という期待もあった。けれど、最初の20分で、もういやになる。


これほどひどいとは、おもわなかった。


最近見た映画では、ワーストを「踊る大走査線」と争うが、ナンバー・ワンは、圧倒的な点差で『インセプション』に軍配があがる(笑)。


途中、トイレへいったついでに、映画館のビルのなかを散歩した。前回いった寿司屋風の居酒屋へいきたいが、11時まではあかないし・・・。


しかたなく、終わりころになって、半券をみせ、上映しているスクリーンの部屋へもどったが、<中抜き>でも、スジを追うのに支障はない(笑)。


妻は、同じ姿勢で、静かに見ていた。横にすわって、終わり30分ほどのおおげさな特撮を見る。



映画館を出て、妻に「ひどい映画だな」といったら、「渡辺謙が、可哀想だよ」と、妻は、渡辺謙を心配していた。


「よくずっと見れたよなあ」というと、
「途中、寝てた」と、妻が笑った。