- アーティスト: ボブ・ディラン
- 出版社/メーカー: ソニー・ミュージックレコーズ
- 発売日: 1991/12/01
- メディア: CD
- 購入: 1人 クリック: 7回
- この商品を含むブログ (2件) を見る
そのころ、ボブ・ディランに夢中だった。
60年代、日本ではディランの情報はすくなくて、レコード屋にいっても、ディランのアルバムはあまりなかった。
で、はじめは2枚組のベスト盤を買った。いまはディスコグラフィにも出てこない、当時だけ出ていた日本独自の企画物ではないか、とおもう。
1枚目には、ディランの生ギターの弾き語りが、2枚目にはいわゆるフォーク・ロックといわれたバンド・サウンドが収録されていた。
このアルバムは、夢中で聴いて、自分でも生ギターでディランを歌ってみたりした。
★
はじめてリアル・タイムで買ったのが『ナシュビル・スカイライン』だ。
アルバムを聴いておどろいたのは、ボブ・ディランの声がいままでとちがって、とてもきれいに澄んでいたことだった。アルバムのディランの声は美しかった。
音楽スタイルだけではなく、歌手の看板である声まで変えてしまうとは?
本気なのか、冗談なのか・・・ディランというふしぎな男に参ってしまった。
★
●「北国の少女」。ねんのためにいえば、きれいな声の方がディランで、だみ声はジョニー・キャッシュ(笑)。大物たちは、ムリにハモろうなんてしない。どうどうとバラバラに歌っているのがすごい。
●「アイ・スリュー・イット・オール・アウェイ」。初来日の武道館公演では、ガラッとアレンジを変えて歌われた。