かぶとむし日記

映画、音楽、本の感想を中心に日記を更新しています。

エリック・クラプトン&スティーヴ・ウィンウッドのライブを見る(12月3日)



12月3日、17時より日本武道館エリック・クラプトンスティーヴ・ウィンウッドのライブを見る。


ふたりの共演したライブ・アルバム『ライブ・フロム・マディソン・スクエア・ガーデン』を予習してあったけれど、演奏された曲目はだいぶ変っていた。


ネットの「ライブのセットリスト集」からコピーさせていただくと、、、

01. Had to Cry Today (Blind Faith)
02. Low Down (J.J. Cale)
03. After Midnight (J.J. Cale)
04. Presence of the Lord (Blind Faith)
05. Glad (Traffic)
06. Well All Right (Buddy Holly)
07. Hoochie Coochie Man (Muddy Waters)
08. While You See a Chance (Steve Winwood)
09. Key to the Highway (Big Bill Broonzy)
10. Pearly Queen (Traffic)
11. Crossroads (Robert Johnson)
12. Georgia on My Mind (Hoagy Carmichael)
13. Driftin' (Johnny Moore's Three Blazers)
14. That's No Way to Get Along (Robert Wilkins)
15. Wonderful Tonight (Eric Clapton)
16. Can't Find My Way Home (Blind Faith)
17. Gimme Some Lovin' (The Spencer Davis Group)
18. Voodoo Chile (Jimi Hendrix)

      • encore---

19. Dear Mr.Fantasy (Traffic)
20. Cocaine (J.J. Cale)



注目のブラインド・フェイス・ナンバーは3曲。これは予想どおり。


ふたりのオリジナル曲はほとんどなくて、セットリストのとおり、ブルースを中心としたカバー・ソングがたいはんを占めている。


ステージ構成は、第一部エリック・クラプトン、第二部スティーヴ・ウィンウッド・・・というようなものではなく、ふたりははじめから最後までステージにいて、いっしょに演奏し歌う、全面的な共演となっている。


クラプトンの安定した演奏力は、今回も同じ。


スティーヴ・ウィンウッドとの共演も、回数を重ねているせいか、演奏や歌の呼吸もぴったりで、気持ちがよかった。


ソロ・レコードでは、ひとりで楽器を重ねてアルバムを録音してしまうスティーヴ・ウィンウッドは、キーボード、ギターと楽器を変えて自在に演奏し、ときにはエリック・クラプトンとギター・バトルを展開してみせる。


個人的には、ライブ・アルバムに収録されていた「ダブル・トラブル」を聴けるのではないか、と期待していたけれど、この日の公演では演奏されなかった。



終わってから、御徒町で、フジモトくん、ヨシダくん、トミ坊と合流。フジモトくんは、山口県から、ヨシダくんは、栃木県から出てきていた。


通称「クラプトンの会」で、みんなエリック・クラプトンが来日すると、上京してくる。彼らはきのう公演を見ていた。



かれらが大学生のころよく食べにきたアメ横の「かっぱ寿司」で飲む。さらに場所を変えて二次会。


フジモトくんが、「やっぱり『ジャスト・ワン・ナイト』のころが好きだな。あのころ、クラプトンは酒もタバコもやっていて、いまほど元気じゃなかったけど、それでもすごく感動した」という。


「しかしね、あのまま酒を飲んで、タバコを吸い続けていたら、いまクラプトンは、いないかもしれないよ」と、わたしは、自分ながら、当たり前すぎることを答える。


トミ坊は、癌の手術をしたと連絡があったが、おもいのほか元気だった。


その夜は、フジモトくんとヨシダくんがとっているホテルに、4人で泊まった。眠くなったわたしは、ヨシダくんのベットで眠り、ほかの3人は、フジモトくんの部屋で朝まで話していたようだ。




●これはフジモトくんが、はじめてエリック・クラプトンを見て感動したころの「ダブル・トラブル」。