かぶとむし日記

映画、音楽、本の感想を中心に日記を更新しています。

吉田秋生作『海街diary 7 あの日の青空』を読む


映画『海街diary』が公開されてからあと、はじめて原作のコミックの新刊『海街diary 7』が発売された。予約してあったので、さっそく読む。この1年間、ずっと映画のなかの4姉妹に接してきたので、コミックの4姉妹と久々に再会。



そうか幸姉は髪型短かったんだよな、とおもったり、逆に佳乃さんの髪が長かったのを確認したり、千佳のアフロヘアを懐かしく感じたり、しばらく会わなかったらすずが急におとなっぽくなったような気がしたり、再会を楽しんだ。


ストーリーは、当然だけど映画よりもずっと先にすすんでいる。すずは、もうすぐ中学を卒業で、京都・奈良へ修学旅行へいったりする。次に単行本が出るころは、高校生のすずを見られるのかもしれない。幸姉、佳乃には新しい恋の展開がはじまったり、千佳の店長との恋が進展をとげたり、『海街diary 7』も興味尽きない。映画の4姉妹もすてきだったけれど、コミックの4姉妹もいいなあ、とあらためて実感しながら新刊を読みおえる。


是枝裕和監督『海街diary』もレンタルが解禁になったので、また見てみる。映画で2度見たので、これで3度めの鑑賞。この作品ていねいに作られているので、今回も見入ってしまった。4姉妹の美しさ、鎌倉の四季の移ろい、極楽寺駅周辺の風景・・・見どころがいっぱい。きっと時間がたったら、また見たくなるだろうな。