かぶとむし日記

映画、音楽、本の感想を中心に日記を更新しています。

レッド・ツェッペリンのトリビュート・バンド『Led Zepagain』を見る(10月22日)



少し昼寝して、Led Zepagainを六本木のEXシアターへ見にいく。早く着いたので、六本木通り沿いのベンチで本を読んでいたら、息子のNからメールがあって、いま六本木駅に着いた、というのでいっしょに会場へはいる。


バンドのジミー桜井氏のなりきりジミー・ペイジは、一度渋谷の「クロコダイル」でMR.ジミーというバンド名で見ているので、半端なコピーではないことは知っていた。今回は、そのジミー桜井氏が加入したLed Zepagainのライブ、どんなものかたのしみ。


1973年の「狂熱のライブ」の再現というきょうのコンセプトだけれど、狂熱のライブは、映画では2時間強の上映時間。しかし、実際のライブは3時間30分で、今日はそれをノーカットでやります、と支配人の倉林氏から説明があり、ますます期待が高まる。


とにかく徹底してすごい。なかでも、ジミー桜井氏のジミー・ペイジは、演奏だけでなく、動きのひとつひとつが本家そのもの。聴きなれた名曲の数々が生演奏で再現されていく。バンドじたいたいへん高度な演奏能力だとおもうけれど、とりわけドラマーの力強さ、うまさが印象に残った。


以下セットリスト(厳密に確認してないので、ちがっていたら教えてください)

  1. Rock and Roll
  2. Celebration Day
  3. Bring it on Home Intro / Black Dog
  4. Over the Hills & Far Away
  5. n My Time of Dying
  6. Misty Mountain Hop
  7. The Song Remains The Same
  8. The Rain Song
  9. Kashmir
  10. Night Flight
  11. Stairway To Heaven
  12. Moby Dick
  13. Since I've Been Loving You
  14. Heartbreaker
  15. Whole Lotta Love

<アンコール>

  1. The Ocean
  2. Immigrant Song
  3. Communication Breakdown


ここまでで、たっぷり3時間30分。それでも、会場のアンコールを求める声はやまず、メンバーもステージで何か相談している。


再び支配人の倉林氏が登場。「よろしけばもうちょっとやります。ただ、1973年のライブ演奏曲は全部やってしまったので」といい、『プレゼンス」の1曲目、<Achilles Last Stand>がはじまる・・・。



4時間のライブは、見ているほうも多少疲れたが演奏するほうはもっとたいへんだったろうな、とおもいながら大満足で会場を出る。時間がすっかり遅くなったのでNとは六本木交差点の「幸楽苑」でビールとハイボールをそれぞれ飲んで食事し、電車に乗って代々木駅で別れる。