ジミー桜井。
★
4月30日、木曜日。
夕方、伊佐沼公園へ、散歩。伊佐沼を40分くらいかけて1周する。
今日は、沼の水嵩が高い。中央にあるわずかな陸地に、白鷺が数羽休んでいる。
沼の周囲を半分くらいきたとき、太陽が、水面を橙(だいだい)に染めながら建物の向こうへ落ちていく光景を見た。
★
同日、夜。
ジェレミーさんが、ブログにジミー・桜井氏の自伝『世界で一番ジミー・ペイジになろうとした男』を読んだ感想をあげてくださった。
それを読んだ余波で、ジミー・桜井氏の演奏を見たくなり、YouTubeをいろいろ見ていたら、おもいがけない映像にいきあたった。
ジミー・桜井氏のライブを、ジミー・ペイジ御大が見にやってきたその日の映像だ。
こんな映像があるんだ!?
★
ジミー・ペイジのスタッフから、ジミー・桜井氏に、ジミーが、あなたのライブを見たいといっている、という連絡は以前からもらっていた。しかし、日にちの指定がない。
ところがそのスタッフから今夜ジミーが日本へ着く。できたら桜井氏のライブを見にいきたいといってる、と連絡がある。
ジミー・桜井氏は仰天する!
翌日、彼は、Led Zepagainというアメリカで大人気の、レッド・ツェッペリン・トリビュート・バンドへ合流するため、渡米する予定になっていた。もちろん、今夜のライブ・ハウスの予約もとっていない。
しかし、あの誰よりも尊敬するジミー・ペイジが彼の演奏を見たい、といってきている。彼は大急ぎでメンバーに連絡、事情を説明して、あいているライブ・ハウスを確保してもらう。
ジミー・ペイジはほんとうにくるのだろうか?
飛行機で到着して疲れていたらホテルへ直行したくなるのではないか?
ライブの準備が整うと、だんだんそれが不安になる。刻々とライブの時間が迫り、開演時間になる。
急遽のライブ開催の決定にも、大勢の観客が集まっている。しかし、本当かどうかわからないので、ジミー・ペイジが見にくる、と観客には告知してない。開演時間が延びる。
観客といっしょにジリジリ待っていたときに、ジミー・ペイジがはいってくる。おどろいた観客がどよめく。
本当に、ジミー・ペイジがやってきたのだ。
(ジェレミーさん、わたしが本を読んだのはずいぶん前なので、もし事実とちがっていたところがあったら指摘してください。記憶だけで状況を書いています、笑)
ということで、あとは映像で確認してください。案内人は、ジミー桜井氏です。
★
Mr. Jimmy - Since I've been Loving you
ジミー・桜井氏のちゃんとしたライブ映像を1曲アップしておきます。わたしの好きなスロー・ブルース「貴方を愛しつづけて」。