かぶとむし日記

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エレノア・コッポラ監督『ボンジュール、アン』を見る(7月15日)。



7月15日土曜日、日比谷の「TOHOシネマ・シャンテ」で、エレノア・コッポラ監督の『ボンジュール、アン』を見る。予告編を見ていて、年齢を経たダイアン・レインを見たくなった。

フランシス・フォード・コッポラの妻エレノア・コッポラが80歳にして初めて長編劇映画の監督・脚本を手掛け、自身の体験をもとに描いたロードムービー


子育てを終え、人生のひと区切りを迎えた女性アン。映画プロデューサーの夫マイケルは仕事では成功を収めているが、家庭には無頓着だ。ある日、アンはマイケルや彼の仕事仲間と一緒に、車でカンヌからパリへ向かうことに。たった7時間のドライブのはずが、美しい景色や美味しい食事、ユーモアと機知に富んだ会話を楽しむうちに、人生の喜びを再発見するかけがえのない旅になっていく。


「映画.com」より


ダイアン・レイン演じるアンは、アメリカ人。夫の仕事仲間のジャックは、フランス人。夫によれば、フランス人は夫があろうとなかろうと、口説いてくる、という。ジャックと車でパリにいくことになったアンは、ジャックのおいしい食事と魅力的な会話に、少しずつ魅かれていく。グルメとはほど遠いわたしには、料理の話題には興味をそそられなかったが、ふたりの成熟してユーモアのある会話には惹かれた。おとなの男と女は、こういう会話をするものか、と感心しながらも、とうていマネできそうにない(笑)。


夫に気兼ねしながらも、アンはジャックとちょっと秘めやかな、たのしい時間を過ごして、しかし、一線を越えることなく、パリで夫と合流する。


シワがふえたダイアン・レインが魅力的。若い女性とはちがった、成熟した女性の美しさを堪能する。




帰り、上野へ出て、立飲み「たきおか」へ寄る。ホッピーと酎ハイを飲んでアパートへ帰る。