かぶとむし日記

映画、音楽、本の感想を中心に日記を更新しています。

森ガキ侑大監督『おじいちゃん、死んじゃったって』を見る(11月4日)。


11月4日、土曜日。池袋駅で妻と待ち合わせ、テアトル新宿へ、森ガキ侑大監督の『おじいちゃん、死んじゃったって』を見にいく。


早く着いたので、映画館の向かい側にある「ルノアール」で小休止。コーヒーを飲みながら、11時の上映時間を待つ。

祖父の葬儀をきっかけにそれぞれの事情を抱えた家族たちが久しぶりに顔を揃え、本当の家族として未来へと踏み出していく、岸井ゆきの映画初主演作。


ある日、祖父の死を報せる電話を取った吉子。葬儀のため祖父の3人の子が久々に集まるが、吉子の父である清二をはじめ、清二の兄や妹、そしてその家族たちは祖父の死を悲しむ余裕もなく、葬儀の準備に追われる。そんな中、親族たちそれぞれが抱えるやっかいな事情が明らかとなり、ひょんなことからそれぞれが本音をさらけだす。吉子は親族たちのやりとりにあきれ返りながら、その流れに身を任せていたが……。


岸井が吉子役を演じるほか、父の清二役を光石研、親類たちを岩松了水野美紀、美保純、岡山天音が演じる。


(「映画.com」から)
http://eiga.com/movie/87055/


「人の死」という厳粛な儀式が本質的に含んでいるおかしみを描いた作品。舞台は、田舎。一族が集まって展開するドタバタがたのしい。主演の岸井ゆきのはじめ、光石研岩松了、美保純、水野美紀など脇役が、持ち味を発揮している。いい映画だとおもう。



主演の岸井ゆきの。自然な演技がよかった。



あまり仲がよくない、おじいちゃんの3人の子供たち。


上映後、監督、脚本、出演者の初日舞台あいさつ。水野美紀が欠席していたのが残念だったけど、ワキアイアイの雰囲気で、たのしかった。



写真OKだったので、会場で撮ってみたらボケてしまった。



『おじいちゃん、死んじゃたって』予告編
https://www.youtube.com/watch?v=rVHbPx1ZU2s