かぶとむし日記

映画、音楽、本の感想を中心に日記を更新しています。

再放送日の連絡です〜「ジョンとヨーコからのメッセージ」と、長い追記(笑)。

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アメリカから国外退去を命じられていたころのジョンとヨーコかな?(確定ではありません。)




先日放送された「”イマジン”は生きている ジョンとヨーコからのメッセージ」の再放送日がわかったので、お知らせです。

BSプレミアム 12月20日(日) 午前0:00〜午前1:30。(注:土曜日深夜)




https://www.nhk.jp/p/ts/5P6LP3M51V/


見逃してしまったひと(わたしも!)、今度は失敗しないようにしましょう!(自戒、笑)。


ときどきコメントで登場するリエさんから連絡をいただきました。


リエさんにお礼をいったら、「相変わらず役に立つ女でしょう?」というメッセージをもらったので、「認める、いまは(笑)」と返信しました。


リエさん、ありがとう!




(追記)


こんな記事がありました。

ベトナム反戦運動の闘士、FBIから行動を監視40年


1980年12月8日午後10時50分。ニューヨークの自宅アパートの入り口でジョンが射殺された事件は全世界に大きな衝撃を与えた。ヨーコさんはこう振り返る。「ジョンはね、後で振り返ると、自分が殺されることが分かっていたんじゃないかなって気がするの。私たちが平和、平和って、ずっとアクティブに運動していたでしょう。だから、ジョンはガバメント(米政府)に殺されたんじゃないかって私は思っているの……」




https://style.nikkei.com/article/DGXMZO65492280X21C20A0000000/


「ジョンはね、後で振り返ると、自分が殺されることが分かっていたんじゃないかなって気がするの」


このヨーコさんの言葉に???


こういう事実に尾ひれをつけたような発言が、ジョンの死後にジョン・レノン神話」を増殖させてきたのではないか、ってわたしはおもっています。


1972年頃、たしかにジョンは、「Power to the people」と歌い、過激派文化人といわれたジェリー・ルービン、アビー・ホフマンと交流し、デモや集会にも参加していました。


集会でジョンが反戦歌を歌えば、異様に集会は盛り上がります。それがジェリー・ルービンやアビー・ホフマンたちの狙いであったかもしれません。


ジョンの思想が過激かどうかはともかく、アメリカ政府は、ジョン・レノンの集客力を恐れ、尾行や盗聴をし、国外へ退去させようとしました。


しかし、その時期をすぎると、流行り病が完治したかのようにジョンの政治活動は沈静化し、歌も穏やかな家族愛の歌が中心になります。


当時も、アメリカ政府の暗殺説が出ていたようですけど、政府は1980年になって、なんでいまさら政治活動から遠のいたジョンを暗殺しなければならないのか、わたしにはぜんぜん理解できない。


わたしが理解できなくっても事実の可能性があるならいいんだけど、どうもこういう「尾ひれのついた伝説」が好きになれない。


話は変わりますけど、先日Netflixで、アーロン・ソーキン監督『シカゴ7裁判』(2020年)という映画を見ました。


1968年のベトナム戦争に反対する市民や活動家とアメリカ政府の激しい対立が描かれていますが、とくに活動家たちを裁く不当な裁判劇にスポットあてていておもしろかったです。


そして、その裁かれるなかに、アビー・ホフマンジェリー・ルービンが登場するので、興味深かったです。彼らの皮肉を含んだユーモラスな言動は、1968年という時代、そしてウイットを武器にし、反戦を歌ったビートルズをも感じさせてくれました。


と、いろいろ話があちこちにそれてすいません!(笑)