かぶとむし日記

映画、音楽、本の感想を中心に日記を更新しています。

ピーター・ジャクソン監督『ザ・ビートルズ:ゲット・バック』の特別映像が公開!(追記あり)

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1年延期でがっかりした、ビートルズの新しい映画『ザ・ビートルズ:ゲット・バック』(ピーター・ジャクソン監督)の特別映像がYouTubeで見られますよ。そりゃ、編集でどうにでもなるだろうけどさ‥‥とはいえ、四人のたのしそうな姿は、ビートルズ解散間近なんてとてもおもえない仲のよさ。あらためて「わけわからん!」といいたくなる(笑)。


まあ、見てください。公開が待ち遠しい!




www.youtube.com





それから、NHKBSで放送された『”イマジン” ジョンとヨーコからのメッセージ』見ました。個人的にはジョンの姿を見られるだけで満足なんですけど、描き方は、想定どおりの神聖化された「ジョンとヨーコの物語」でした。


映像では、ジョンは自宅にヨーコを招き、ふたりでレコーディングした、というナレーションがはいるけど、ジョンは妻のシンシアが旅行で、その留守中にヨーコを連れてきているんだけど、そういうことにまったく触れない。


シンシアの立場からみれば、留守中に夫が愛人を家に連れこんでいた‥‥ということになる。シンシアは、夫と財産を失い、その後ジョンが亡くなっても、ヨーコさんからは遺産の一部なりとも分割なし。


「財産のない世界を想像してごらんよ」とジョンやヨーコが歌ったりしても、「きみたちにはいわれたくない」、ってお返したくなる(笑)。これは、あくまでリアリズム的視点で見た「ジョンとヨーコの物語」。


しかし、ここでわたしへの反論になるような記事を見つけました。これが財産の分与といえることになるのかどうか、それぞれにご判断いただきたくおもいます。

凍結されていた息子の遺産相続


先だってこのコラムコーナーで、オノ・ヨーコの遺産管理・運用術がジョンの遺産を大きく膨らませたという話を書きましたが、近年、ヨーコはその遺産の多くの部分をジュリアン・レノンに譲り渡しました。


遺産については生前、ジョンが「ジュリアンの分は基金に入れ、成人(一人前の人間)と見なされたときに渡すこと」などと記した遺書をヨーコ宛てに残していたと言われています。しかし、それが長年支払われず、譲渡されたのは、ジュリアンが40歳を過ぎたときでした。


ヨーコがそこでやっとジュリアンを「成人」とみなしたということなのか、それとも遺産をもう十分に増やしたので譲渡しようという気になったのかは、定かではありません。




「遺言・相続に関するお役立ち情報サイト」
https://all-souzoku.com/668/



(追記)


『”イマジン” ジョンとヨーコからのメッセージ』をNHK総合で再々放送するみたいです。こんどは1時間枠。ただ、今回はポール・マッカートニーからのメッセージが加わるみたいで、やっぱり見逃せません!