1975年秋の「ローリング・サンダー・レヴュー」ライブでのディラン。顔を白く塗っている。あとでアップする1976年春のものとは装いがちがう。
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ひさしぶりにオーウェルの『動物農場』を読んでみる。この寓話小説はむかし英語の教科書に出ていたような気がするが、翻訳されたものを読み返してみた。
農場主のジョーンズ氏に酷使されていた家畜たちは反乱を起こし、ジョーンズ氏を農場から追放。賢い豚がリーダーになって、「動物の動物による動物のための『動物農場』」をつくりあげる。
しかし、やがてすべての動物が平等であるはずの「動物農場」は、革命を指揮した豚たちによって支配され、動物が動物を支配する独裁政治に変わってしまう‥‥といったようなお話。
人間のタイプを動物たちに置き換えたユーモラスな作品。しかし、テーマは、民衆(家畜たち)の愚かさから崩壊してしまう民主主義の危うさを描いている。
ウィキペディアによれば、、、
人間を豚や馬などの動物に見立てることにより、民主主義が全体主義やスターリン主義へと陥る危険性を痛烈かつ寓話的に描いた物語である。
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オーウェルの『動物農場』を読んで、わたしが連想してしまうのがボブ・ディランの「マギー農場(Maggie’s farm)」という歌。1965年発表の『Bringing It All Back Home』に収録されている。
マギー農場の、オヤジやかみさんや息子たちのために働くのはもういやだ、とディランは歌う。
どの程度関連があるかどうか(あるわけない、笑)は別として、わたしは勝手にこの歌を「動物農場」で酷使された家畜たちの「怒りの声」として聴いてしまう。
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1976年春の「ローリング・サンダー・レヴュー」のライブ。力強くシャウトするボブ・ディランをギターで支えるのは、デヴィッド・ボウイのギタリストとして知られるミック・ロンソン。和訳つきです。