かぶとむし日記

映画、音楽、本の感想を中心に日記を更新しています。

香港の圧政と闘うスーパー・スターのドキュメンタリー映画『デニス・ホー ビカミング・ザ・ソング』を見る(8月21日)。

f:id:beatle001:20210827114019j:plain
『デニス・ホー ビカミング・ザ・ソング』。




8月21日(土)。


川越駅で待ち合わせ、妻のクルマで「川越スカラ座」へ向かう。ここは駐車場がないので、市役所の有料パーキングへ停める。


12時50分から、スー・ウイリアムズ監督『デニス・ホー ビカミング・ザ・ソング』を見る。


香港ポップス界の大スター・デニス・ホーが、自分の音楽活動の場を追われながらも民主化運動にとりくんでいく姿を描いたドキュメンタリー作品。


2014年、警官隊の催涙弾に対抗し、雨傘を持った若者たちが街を占拠したことから「雨傘運動」と呼ばれる香港の民主化デモ運動に、香港を代表するスター、デニス・ホーの姿があった。同性愛を公表する彼女は、この雨傘運動でキャリアの岐路に立たされていた。




(「映画.com」より)
https://eiga.com/movie/93822/


まずは、予告編を!




www.youtube.com





中国全土を活躍の舞台にしていたデニス・ホーは、民主化運動に参加して逮捕され、ブラックリストにはいってしまう。中国での音楽活動はできなくなり、スポンサーは離れていく。


それでも、デニス・ホーは、民主化運動と音楽活動を続ける。


スタジアムでやっていたような派手なパーフォーマンスはやらない。小さな会場で、デニス・ホーは、素のままに近い姿で歌う。


香港の民衆は、デニス・ホーの生き方に共感し、ステージとの距離が近くなった彼女のライブに熱狂する。



デニス・ホーの凛々しい姿に感動した。香港政府(うしろには強大な中国がついている)と対峙して一歩もひかない。


むしろ強固に、香港政府の非人道性を、演説で世界へ発信する。


こんな 女性ミュージシャンがいたなんておどろき。あらゆる意味で、最高に美しい女性!



さっそく「Apple Music」で、デニス・ホー(「何韻詩」でヒットした)を検索し、クルマで聴きながら帰る。





www.youtube.com
リッラクスして歌う姿がいいな。日本語訳がないのが残念だけど。