かぶとむし日記

映画、音楽、本の感想を中心に日記を更新しています。

ボブ・ディランを聴きながら、鎌北湖へ紅葉を見にいく(11月23日)。

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毛呂山町の鎌北湖。




時間を少し巻き戻します。


11月23日(火曜日、祭日)晴れ。


ことしはまだ紅葉を見ていないので、どこかクルマを走らせて見にいこう、ということになる。


手近なところで、毛呂山町鎌北湖へ。車中の音楽はボブ・ディラン


紅葉は、散発的に咲いていた。黄色よりは紅色がきれいだった。



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湖の周りを30分くらい歩いて、途中から引き返す。


以前ホテルだったとおもえる建物が、窓という窓のガラスが割られたまま、解体されず残っていた。


売店もシャッターが降りている。


侘しい風景に趣きがあるとおもえば、そういえなくもない(笑)。



越生の休憩所兼野菜などの売店で、お酒の肴にする小梅を買う。妻がまだほかのものを買っていたので、わたしは先に休憩所でコーヒーを飲んで一息。


クルマをときがわ町へ向ける。


「明覚駅」(みょうかくえき)という、ひとっ気のない駅があったので、ロータリーにある大きな看板の道路地図を見がてら寄ってみる。


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明覚駅。




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明覚駅の閑散としたロータリー。


車のなかは、ボブ・ディラン『ROLLING THUNDER REVUE』のライブ音源が流れている。


そろそろお昼の時間だ。腹も減ったし、喉も渇いた。ビールが恋しくなる。






www.youtube.com
『ROLLING THUNDER REVUE』(1975年)のライブから「Hard Rain(激しい雨が降る)」。フォーク風の原曲が激しいロック・サウンドにアレンジされている。




<和訳>

「激しい雨が降る」


どこに行ってたんだい? 青い目の息子よ
どこに行ってたんだい? 私のかわいい坊や


私は12の霧深い山々の脇をよろめき歩いていた
6つの曲がりくねった高速道路をノロノロと進み
7つの物悲しい森に足を踏み入れた
1ダースの死の海と向かい合っていた
1万マイルも進んだら墓場の入り口だったんだ
そして、激しい、激しい、激しい
激しい雨が降りそうだったのさ


何を見たんだい? 青い目の息子よ
何を見たんだい? 私のかわいい坊や


私は野生のオオカミの群れに囲まれた赤ん坊を見た
誰もいないダイヤモンドのハイウェイを見た
血がしたたる黒い枝を見た
血糊のついたハンマーを持った男たちでいっぱいの部屋を見た
白い梯子が水に沈んでいるのを見た
舌をもつれさせた1万人のおしゃべりどもを見た
幼い子供が銃や刃物を握っているのを見た
そして、激しい、激しい、激しい
激しい雨が降りそうだったのさ



「りりっくりすと」のサイトから借用しました。
https://lyriclist.mrshll129.com/bobdylan-a-hard-rains-a-gonna-fall/