アコスティック・ギターとハーモニカで、プロテスト・ソングを歌っていたころのボブ・ディラン。
北中正和氏の『ボブ・ディラン』を読みはじめました。ボブ・ディランのことを考えたり、音楽を聴いたりするよい刺激になっています。
https://www.youtube.com/watch?v=FfIPjhaFGEM
最近、ボブ・ディランを聴くときは、どちらかというと新しめの曲やアルバムを聴くことが多い。が、こうキナ臭い空気が濃くなってくると、初期のプロテスト・ソングをもう一度聴いてみたくなる。和訳をたどりながら、最初に「Masters Of War(戦争の親玉)」を聴いた。
1963年発売のアルバム『フリーホイーリン・ボブ・ディラン』に収録されている。
このころのボブ・ディランの歌詞はメッセージ性が強く、反戦歌手の騎手としてフォーク・ソング・ファンから高い支持を受けていた。
「戦争の親玉」は、戦争を起こして、莫大な利益を得ようとする「死の商人」を激しく非難している。
映像はありませんが、和訳がついているのでオリジナル・ヴァージョンをアップしておきます。
www.youtube.com
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3月8日㈬。
「池袋HUMAXシネマズ」へジョージ・ミラー監督『アラビアンナイト 三千年の願い』を見にいく。アラビアンナイトの想像をかきたてる世界を映像でどんなふうに見せてくれるか、興味があった。
古今東西の物語や神話を研究する学者アリシアは、講演先のイスタンブールで美しいガラスの小瓶を買う。ホテルの部屋に持ち帰ると、中から巨大な魔人が飛び出し、瓶から出してくれたお礼に「3つの願い」をかなえると申し出る。しかし物語の専門家であるアリシアは「願い事」を描いた物語にハッピーエンドがないことを知っており、魔人の誘いに疑念を抱く。魔人は彼女の考えを変えさせようと、3000年におよぶ自らの物語を語り出す。
(「映画.com」より)
物語は、この魔人と女性学者の恋愛に収束していく。なんだかつまらない。映像も期待したほどではなく、少し眠ってしまった。
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帰り、居酒屋「清龍」へ寄る。