3月20日㈬。
「新宿シネマカリテ」へ、マーク・ロー監督の『COUNT ME IN 魂のリズム』を見にいく。
(略)レッド・ホット・チリ・ペッパーズのチャド・スミス、クイーンのロジャー・テイラー、アイアン・メイデンのニコ・マクブレイン、ポリスのスチュワート・コープランドといった大御所から、ロイヤル・ブラッドのベン・サッチャー、ザ・ダークネスのエミリー・ドーラン・デイビスといった若手まで、そうそうたる顔ぶれのドラマーたちが、ドラムの歴史や自身のキャリア、音楽やドラムそのものについて語り尽くす。
(「映画.com」より)
語り手のドラマーたちは、わたしの知っているひとも知らないひともいる。でも、ドラムという楽器に魅せられた彼らの話がおもしろい。
ドラムが好きで好きでたまらない、そんな表情をカメラがとらえる。
彼らの話のなかには、リンゴ・スター(ビートルズ)、チャーリー・ワッツ(ローリング・ストーンズ)、ジンジャー・ベーカー(クリーム)、キース・ムーン(ザ・フー)、ジョン・ボーナム(レッド・ツェッペリン)、イアン・ペイス(ディープ・パープル)など、わたしの世代では馴染の深いロック・ドラマーたちの過去映像が登場する。
編集のテンポが心地いい。語り手のひとりが先人のすばらしいドラマーについて語るとき、すかさずそのドラマーの演奏シーンが映し出される。
ロックの歴史をつくってきた個性的なドラマーたち…。
最後には、若手ドラマーたちがドラム専門店のようなところに集結して、それぞれのドラミングを披露する…。
ロック・ビートを堪能できる85分間。幸せだった(笑)。