かぶとむし日記

映画、音楽、本の感想を中心に日記を更新しています。

2016-08-01から1ヶ月間の記事一覧

鶴橋康夫監督、大竹しのぶ主演『後妻業の女』を見る(8月27日)

イオン板橋に、妻の姉さん、妻と11時10分に待ち合わせ、11時20分から鶴橋康夫監督『後妻業の女』を見る。予告篇を見ていたときから、おもしろそうだな、とおもっていたが、期待どおり、それ以上に笑った。 徹底した乾いた笑いで、最後まで安価なヒューマニズ…

永作博美主演の『頭痛肩こり樋口一葉』を見る(8月20日)。

8月20日、池袋で妻と待ち合わせ、日比谷シアタークリエで、作・井上ひさし、演出・栗山民也、出演・永作博美の『頭痛肩こり樋口一葉』を見る。 永作博美のファンだったので、生の舞台も見てみようとおもったけど、舞台というのは映画のように細かな表情が見…

安藤尋監督、瀬戸内寂聴原作『花芯』を見る(8月18日)。

川越を早く出て、「テアトル新宿」で、安藤尋監督、瀬戸内寂聴原作の『花芯』を見る。『花芯』は、瀬戸内寂聴が、まだ出家する前の瀬戸内晴美だった時代、1956年に発表した作品。このとき、瀬戸内晴美は、30代だった。 『花芯』は、いまや現代の「生き仏」(…

『帰ってきたヒトラー』を見て、柴又へ(8月15日)。

「池袋シネマ・ロッサ」で、デビッド・ベンド監督の『帰ってきたヒトラー』を見る。ヒトラーそっくりのものまね芸人でデビューしたそのひとが、じつはタイムスリップしたヒトラー本人だった、というコメディ。そのヒトラーは、過激な弁舌を繰り返して、人気…

福島の原発事故を描いた『太陽の蓋』(佐藤太監督)を見る(8月11日)。

イオン板橋へ(午前8時35分の回)、福島の原発事故を描いた映画『太陽の蓋』を見にいく。イオン板橋の映画館は、こういうマイナーな上映館しかかからない作品をときどき上映してくれるのでうれしい。 原発は、一国を消滅させかねない巨大なモンスター。その…

是枝裕和監督『いしぶみ』を見る(8月6日)

川越駅で妻と待ち合わせ、川越スカラ座へいく。市役所の駐車場へクルマをあずけスカラ座へいくと、映画館の前へ列ができていた。その後ろへ並ぶと係りのひとがきて、「何の映画をごらんになりますか」と聞かれた。『いしぶみ』というタイトルがすぐ出てこな…

ジャウム・コレット=セラ監督、ブレイク・ライブリー主演の『ロスト・バーケーション』を見る(7月30日)

7月30日、新宿ピカデリーで11時20分からジャウム・コレット=セラ監督の『ロスト・バーケーション』を見る。この映画がおもしろいのは、ほとんどひとりの女性と鮫しか出てこないこと。女性と鮫だけで、全編を押し切ってしまう。 がんの闘病の結果母親が死ぬ…

庵野秀明、樋口真嗣監督『シン・ゴジラ』を見る(7月29日)

イオン板橋へ7月29日の公開初日、『シン・ゴジラ』を見にいく。特別ゴジラのファンというわけではないけど、アメリカ映画のゴジラ2本は見ているので、12年ぶりに製作された日本のゴジラ映画と宣伝されると、いちおうは見ておこう、という気になる。 登場する…