かぶとむし日記

映画、音楽、本の感想を中心に日記を更新しています。

安藤尋監督、瀬戸内寂聴原作『花芯』を見る(8月18日)。



川越を早く出て、「テアトル新宿」で、安藤尋監督、瀬戸内寂聴原作の『花芯』を見る。『花芯』は、瀬戸内寂聴が、まだ出家する前の瀬戸内晴美だった時代、1956年に発表した作品。このとき、瀬戸内晴美は、30代だった。


『花芯』は、いまや現代の「生き仏」(皮肉ではなくて)のような寂聴さんが、30代の若かりしころ、夫を捨て子供を捨て、欲望や感覚の命じるまま自分に正直に生きようとした経験が反映されている。



園子(村川絵梨)は、見合いした雨宮(林遣都)と結婚したが愛情をもてない。京都へ引っ越し、そこで出会った雨宮の上司・越智(安藤政信)に、はじめて恋をする。越智との激しい恋は、性愛につながり、夫にそれを隠そうともしない。


潔いというのか業が深いというのか、とにかく園子は因習を気にすることなく、夫も子供も投げ出して、越智との「愛」に生きようとするが、恋はすぐに醒めて、性愛だけが残る。


村川絵梨は裸体も着物姿も美しい。


『花芯』予告篇↓
https://www.youtube.com/watch?v=1W-U3kLIP9c



帰り、紀伊国屋書店の裏の磯丸水産ハイボールとまぐろ丼のお昼を食べて、練馬のアパートへ帰る。