かぶとむし日記

映画、音楽、本の感想を中心に日記を更新しています。

ジョージ・ハリスンとゲイリー・ムーアの共演


ジョージは1991年の日本公演に続いて、1992年、マハリシ・ヨギが支持する政党を応援するため、イギリスで1回だけのコンサートをおこないました。公演の内容は、日本公演の短縮版だったようです。


バック・メンバーは来日公演とほぼ同じですが、エリック・クラプトンは参加していません。単にスケジュールがとれなかったのか、来日時に出たとおりの不仲説のためか、わかりません。この不仲も友人同士に時々あるもので、その後二人の仲はもちろん修復しています。


エリック・クラプトンの代役は、トム・ペティ&ハートブレイカーズのギタリスト、マイク・キャンベルがつとめていますが、アンコールではゲイリー・ムーアがゲスト出演、「ホワイル・マイ・ギター・ジェントリー・ウィープス」で、あの泣きのギターを弾きました。


知るひとぞ知る、ゲイリー・ムーアジョージ作曲の「ザット・カインド・ウーマン」(ジョージ本人の録音はなし。エリック・クラプトンがカバーしている)をカバーしていますし、『トラベリング・ウィルベリーズvol.3』の「シーズ・マイ・ベイビー」にも参加、ここでリード・ギターを弾いていますから、二人の共演は意外ではないのでしょう。


その海賊版映像が「YouTube」にありました。


観客が撮ったもので、映像の質はよくありませんが、存在じたいが、非常に貴重な映像だとおもいます。なお、映像でジョージが紹介していますが、このアンコールにはなんと盟友リンゴ・スターも参加しています。