かぶとむし日記

映画、音楽、本の感想を中心に日記を更新しています。

「いこい」の引越しと「都市農業公園」のコスモス(10月23日)


ブログの日付が前後します。これは、極貧荘へ空き巣がはいる3日ほど前のこと。



Iさんと電話していたら、「『いこい』が改築になりますね。あの風景を見れなくなりますよ」というので、おどろいた。


このところ、東京方面をぶらぶらするようになったので、「いこい」へ1ヶ月くらい行っていない。前回行ったときは、そんな気配はどこにもなくて、いつもの「いこい」だった。


で、10月26日の休みは、「いこい」から散歩をスタートすることにした。


極貧荘より、環八沿いにバスで赤羽へ。もとの「いこい」の場所へいってみると、仮店舗の場所の地図が出ていた。歩いて1、2分で、「喜多屋」のすぐ近くだった。


はいって見ると、少し狭くて、一番無愛想なおにいさんがカウンターのなかにいた。カウンターが横に長いので、以前の場所より、いっそう注文をしても無視されやすい。


Iさんもいっていたけれど、わたしもこの痩せたおにいさんが、一番苦手だ。


厨房にサイトーさんがいたので、サイトーさんに注文すると、テキパキとそれに対応してくれた。サイトーさんとアッコちゃんの女性コンビがいるので、「いこい」は足を運びやすい。


「以前一緒に来ていたひとから改築のことを聞いて、早速来ました。新しい店はいつごろ出来るんですか」


「1年くらいかかるかな」と、頼んだつまみを持ってきながら、サイトーさんがいった。「前のとこより遠くなりましたか」


「いえ、そうでもありません」と答えた。


遠くからバスに乗って「いこい」まで来るのだから、歩いて1、2分の移動などなんてことはない。が、サイトーさんは、そこまで知らない。赤羽に住んでいる客だとおもっているようだ。


焼酎ハイボール(180円)を3杯飲んで、「いこい」を出る。


赤羽駅東口から、西新井行きのバスに乗って、今日の目的地である鹿浜の「都市農業公園」へ向かう。バスのなかで少しうとうとしていたら、もう降りる予定の「鹿浜5丁目」に着くところだった。


絶好の秋日和。地図を見ながら、都市農業公園へ向かう。


ネットでコスモスのきれいなところを検索したら、昭和記念公園とここがヒットした。昭和記念公園は、以前コスモスを見にいったことがあるので、今日はまだいったことのない都市農業公園を選択した。赤羽からバスで行けるので、「いこい」へ寄れるのも魅力だった。



荒川河川敷に、コスモスが咲いている。昭和記念公園に比べると、本数は多くないが、きれいに咲いていた。


敷地が広く、売店もあり、のんびり過ごすにはいい。売店で缶酎ハイを買って、椅子にすわりながら、荒川河川敷を眺める。


上を見ると、埼玉へ向かう首都高速川口線が走っていた。旧和井田家という見学用の古い民家があって、ボランティアのひとが説明していたので、見学者にまじって、聞く。ぼんやり眺めるよりも、ひとつひとつ説明されると、よくわかる。




●後に見えるのが、旧和井田家。




●土手の上を、首都高速川口線が走っている。






●荒川河川敷のコスモス。





帰り、ゆっくり「鹿浜5丁目」のバス停に向かっていると、バスが先へぬいていった。あわてて走っていくと、待っていてくれた。お礼をいって、乗る。帰りは、眠らずに、バスから見える風景を眺めた。


赤羽駅へもどって、駅前の「まるよし」という居酒屋へ寄る。ここも、午後の4時にはもうお酒好きで満員になっている。


酎ハイを飲みながら、しばらくぼんやりと過ごして、川越へ向かう。