テレビはあまり見ないけれど、青木理(あおき・おさむ)さんが出ているとチャンネルをとめて耳を傾ける。
思うことすべてとはおもわないけど、テレビというメディアのなかで、権力、政権に忖度することなくギリギリまで本音を語る貴重なコメンテーターではないか、とおもっている。
以前はもっと他にも共感できるひとがいたけれど、ひとり減り、ふたり減りして、最近はテレビに不信感をもって見なくなってしまったので、信頼できるひとをみつけにくくなってしまった。
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YouTubeを見ていたら、ラジオ番組で青木理さんが現代の課題について発言している動画にぶつかったので、少しでも多くのひとの目に届くようわたしも貼っておきます。
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私権を制限する「緊急事態宣言」のリスクについて、少なくとも論議すべき野党やメディアが、まったく議論をスルーしていることのあぶなさ。
補償について語らぬまま、自粛・休業が要請されることの理不尽さ。
国家がそれぞれ行き来を遮断するのはいまはしかたがないかもしれない。しかし未来を俯瞰したとき、現在の「自国ファースト」の考えがあとまで尾をひいて、国家と国家が分断してしまわないか、の不安。
さらに、コロナの奥に隠れて起きている事件について。
ひとつは、森友問題で自殺された赤木俊夫さんが残した「手記」への政府対応について(以前触れたらしく、今回はそれがコロナで隠れてしまわないよう指摘のみ)。
助看護師が12年の刑をおえたあと、冤罪であることが発覚したことについて。取り調べの可視化、もしくは弁護士の立ち合いができないためむりやり自供させられてしまう・・・そういった冤罪を生んでしまう問題が少しも改善されないこと。
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以上のようなことが、もっと細かく青木理さんの言葉で語られています。30分ほどの番組。関心のあるかたは、時間のあるときに聴いてみてください。
【青木理さん】①緊急事態宣言 ②山中教授の提言 ③休業補償 ④分断か?助け合いか? ⑤助看護師の罪
はじめにアップされた方に感謝します。